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Mr.大江のGUITAR TREK

クラシックギターとスタートレックをこよなく愛するミスター大江のブログです。

ペルー音楽とハプニング

2011-12-02 22:50:00 | 感想
昨夜は本場ペルー音楽を聴きに中京大学「オーロラホール」へ行って来ました。

先月のバイオリンコンサート「プルニエホール」より大きな大ホールです。


今回私は3階の指定席でした。※チケットは知人から頂きました。

もう一枚は、1階の中間位ですか・・?娘に入場券をあげたのだけれど

会場へは一緒に来なかったので何処に居るのかは分りませんでしたが・・。



公演も最後の2曲に成った所で盛り上がった2名の男性カホン兼ダンサーが

場内に降りて客席を回りました。


しばらくするとお客さんから2名を選んで手を繋いで舞台上へエスコート。

舞台の中央で一緒に踊ろうという展開です。


舞台に上がったのは二人の女性、3階から見ていましたが

一人はキレイなヤングミセス、もう一人は今時の若いスレンダー女性!

男性のダンサーに合わせて踊っています。


大勢の聴衆なのに「勇気が有る女性だな~」と思ってよーく見ていると


何だか変だな。。見覚えの有る感じ・・・。。


なななんと「今時の若い女性」は私の娘では有りませんか!!

「ゲッ!」

これには本当にビックリしましたね~っ!

「オマケ」にダンス終了後にほっぺにキスまでされて。。




さて、南米のペルー共和国は太平洋に面したコスタ(海岸砂漠地帯)と

シエラ(アンデスの山岳地帯)とセルパ(アマゾンの森林地帯)の三つに

ハッキリ分かれた国です。


音楽は山間部の先住民族「フォルクローレ」コンドルは飛んで行くで有名です。

海岸部にはスペイン人が連れてきた黒人奴隷から発祥したと言われる

「クリオーヨ」アフロペルー音楽。

これは打楽器の「カホン」で有名です。※カホンはペルーの重要文化財


普段からこの地域は殆んど交流する事は無く今回の日本公演で共演する事に

成ったようです。


出演者は3組で以下の順序で登場しました。

1. 「歌手マック・サルバドール」率いる楽団員8人(山間部)

2. 「エル・コレクティーボ・バレンケ楽団」の6人組(海岸部)

3. スペシャルゲストの「コティート」カホンの巨匠※ペルー政府「カホン大使」

4.3組の合同演奏


曲は殆んど知らない曲ばかりでしたが「スペイン的」「アフリカ的」「先住民族的」

など余り聞き慣れないとても変わったリズムの連続にとても楽しかったです。


特に「カホン」の演奏は凄まじい物でした。


タダの箱?から打ち出される様々な音とリズムは飽くことは有りませんでした。

大きな2色のリズムの間にさらに指10本で小刻みにリズムが入り込む

実に複雑にして絶妙な技の数々・・本当に素晴らしい!


10月のフラメンコ公演と同類の足でタップを刻む技の呼び名は「サパテアード」

※殆んどスペイン語と似ている。

そのリズミカルな演奏の間には哀愁漂う静かな歌声。


全然知らない曲ばかりだけれど何か心に染みてくる・・シビレルなあ。


そしてアンコールに「コンドルは飛んで行く」


やっぱりペルー人による本場の演奏は雰囲気が一味違うなあ。


今回はハプニングでビックリしたけど

いろんなリズムに出会えたとても貴重な演奏会でした。


・・・帰りも娘とは別々の帰宅となりました・・寒々。







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