夢見るOLと現実の狭間

モデル業とわんちゃんにまったりライフ

ライバルは2種類

2016-03-31 13:36:04 | 日記
ドラマやアニメ、ゲームなんかでは主人公にライバルが居る事が多いですね。
ストーリーに幅を持たせたり、人気を取れそうなキャラクターにしたりといった事で設定されています。
主人公は視聴者が自分を投影しやすくし、ライバルは純粋に見て楽しめる人物にするといった作られ方も見受けられます。
昔のアニメで言えば、主人公はメインターゲットの少年が好みそうな熱血漢、ライバルは「一緒に同じ番組を見る羽目になっている姉や妹が退屈しないように」クールな美形が登場するといった具合です。もっとも有名なのはシャアですかね。
昔は今と違ってTVは一家に1台だったので、チャンネルを抑えるには「家族のみんな」が視聴に賛成できるようなカタチが望まれた事も無関係ではないでしょう。
これは少女向けアニメでも同じで「一緒に同じ番組を見る羽目になっている兄や弟」向けの要素が含まれていましたが、ライバルの話ではないので、どんな内容かはパスしますね。
で、ライバルですが、大きく分けて2パターンあります。
「主人公と競い合う」と「主人公と戦う」です。
便宜上前者をタイプA、後者をタイプBとします。
戦国時代で言えば、利家と秀吉なんかはAですね。
信長の下、同じ志を持って出世を競う。
一方、謙信と信玄はBになりますね。
これをスポーツもので言えば、個人競技で同じ部で記録を競うのはA、別の学校の部で勝敗を競えばBとなる訳です。
ただ、これは状況によっては変化する事もあります。
本来Aでも、大会の出場枠の最後の一人を争うなんてケースではBになりますし、ジャンプ系のバトル漫画のように、戦った相手を次々と仲間にし、より強い敵が新たに現れるという場合は、Aに変わる訳です。ピッコロもベジータもBがAになったパターンですね。まぁ天津飯のように最初はライバルだけどやがてライバルですらないその他大勢に落ちていくというケースもありますが。
戦国時代でも、秀吉と勝家のように、最初はAだったのが、信長亡き後Bに変わったというケースがありますね。