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小遠見山    高山植物園   白いマツムシソウ

2020年10月13日 | トレッキング
八方尾根を歩いた日、白馬の貸別荘に一泊。スキーでも泊ったことがありますが、

実に8年ぶりでした。一晩寝て、翌日は小遠見山へ。こちらは、2年ぶりです。




白馬五竜テレキャビンの山麓駅。平日の朝9時前ですが、駐車場は空いていました。




8人乗りのテレキャビン、2人でゆうゆう座って景色を眺めます。




山頂駅の上の白馬五竜高山植物園で、鉢植えになっていた「ヒマラヤの青いケシ」。

本来は7月上旬に咲く花ですが、大阪府にある植物園で開花調整をして下さったそうです。




高山植物園では、マツムシソウが群生していました。




高山植物園の脇をアルプス展望リフトで登ります(10月11日で夏季営業終了のようです)。




展望リフトを降りると、まだ刈っていない稲田が見えました!




山登りはしないという方も、リフト終点から遊歩道を一周して高山植物園まで下ることができます。

展望リフトは600円で乗り放題なので、初老の男性が何度も往復して景色を楽しむ姿をみかけました。




上の地図の左に行くとゆるやかな木道ですが、私達は右に登って、地蔵ケルンに向かいました。




この日も、ガスが上がってくる日でしたが、紅葉が楽しめます。




5分ほどで、地蔵の頭のケルンに着きました。




小遠見山までは75分、五竜岳までは6時間! だそうです。




最初は、なだらかな木道歩きです。




地蔵の頭のちょっと上まで来ると、紅葉の向こうに展望リフトの終着点がよく見えました。




アルプス平自然歩道の終着点。ここからリフト乗り場かリフト下の高山植物園まで歩いて戻れます。




私達は小遠見山へ。新しく整備された感じの箱型の木段が始まります。




歩き始めはちょっと寒くて、山用の長袖Tシャツの上にレインヤッケを着ていました。




さらにこんな木段を登ると……




見返り坂。リフト終点から35分ほど歩いてきました。




見返り坂の標識には「アルプス平の眺めが最高」とありますが、この日はちょっとガスっています。




ガスが晴れるのを待つ人たちもいましたが、私達は先に進みました。




前日も歩いているので、リズミカルに登れます。体が温まり、見返り坂でヤッケを脱ぎました。




見返り坂から15分、展望テラスなのでしょうが、下界は何も見えません。




目の前のすばらしい紅葉だけを愛でることにして、先に進みます。






展望テラスから15分、階段は続きますが、尾根道のようになってきました。




見返り坂から30分で、「一ノ背 髪」です。小遠見山まで35分とありますが、50分はかかるかな?




「一ノ背 髪」からは、先の展望がよくわかるようになります。




足元にはリンドウや……




ゴゼンタチバナの実




急な木段もなくなり、お気楽気分で紅葉見物です。




「二ノ背 髪」の裏は、実にみごとな紅葉でした!




ここから尾根道になります。この道しか覚えていなくて、最初は木段にビビリました^^;;




紅葉が美しい尾根道歩きを10分ほど楽しむと……




五竜岳との分岐。五竜岳まで6キロ、小遠見山まではあと100mです。




こんな尾根道を歩き……




ここを登りきると……




小遠見山山頂です! このオコジョ(?)くんは、隣のおじさんが乗せてくれました^^;;




夏には大混雑する山頂ですが、座る場所があり20分ほどお握り休憩。人が少ないので初めて気づいた

お地蔵様。1959年に鹿島槍八峯キレットで遭難した方の碑。ご両親の名前が記してあり涙を誘います。

鹿島槍までは行かれないので、息子さんが遭難した山が見えるところに碑を建てたのでしょう。




休憩した後は、元の道を戻ります。




迫ってくるような紅葉です。




往きにも、この辺でスマホを構えるご婦人がいらっしゃいました。




下りは20分余りで「一ノ背 髪」。




その下の展望テラスからは、少し八方尾根方面が見えました。




どんどん下って、50分ほどで見返り坂。




ここでも、八方尾根方面や……




地蔵の頭のケルンとリフト山頂駅が見えました。




山頂から1時間10分で、アルプス平自然遊歩道との分岐に戻り、帰りは遊歩道を歩きます。




ミヤマママコナ。花の時期は7月だそうですが、途中で名残の花が咲いていました。




紅葉の中に見える木道がきれいです。




上を見れば、紅い色が迫ってくるような紅葉。




相棒が振り返って撮った写真。途中に私の帽子が見えます。




人間の存在をクマに知らせるためか、随所に鐘があります。




分岐から5分ほどで地蔵の沼。




リフトまで4分とありますが、帰りは乗らずに石畳を歩いて帰ります。




誰でも安心して歩けるようにでしょう。木段の間にコンクリの板を置いてあり、ご苦労様です。




分岐から10分で、夏は動いていないリフトの終点です。




リフト乗り場でしょうか。山が好きでも、帰りは里の気配が見えると安心します。




動いていないリフトの下の方に里の風景が見えます。




コウメバチソウ。花の時期は8月~9月とありますが、名残りの花が咲いていました。




ゴンドラ乗り場まではあと10分。コマクサや青いケシの群生地に向かうようですが……




こんな里の風景を楽しみながら……




高山植物園をどんどん下っていきます。




なんと、コマクサの名残り花に会えました!




ハクサンフウロも咲いています。




真っ赤な葉は、ハクサンフウロでしょうか?




ハクサンイチゲの白が目にまぶしいほど、きれい……。




紅葉が始まり、綿毛だけになったチングルマ




お花を眺めながら、高山植物園で50分近く遊んでしまいました。




うちの近所でも咲いている花。ノコンギクという名前がわかり、収穫です。




つんつんした雄しべが愛らしいマツムシソウ。




こちらは、まだ咲き始め




イッスンキンカ。屋久島特産のアキノキリンソウだそうです。




タカネキンポウゲ




植物園でゆっくりお花を楽しんだ後、ゴンドラで麓に戻りました。




下の方では、パラグライダーの練習中です。




麓のエスカルガーデンでみつけた、白いマツムシソウ「スカビオサ・ムーンダンス」

花を眺めながら歩いていると、スタッフが挨拶して下さいました。五竜大好き 




中心はレース編みのよう




回りはフリルの縁取り




降りてきて、3時前の駐車場です。




小遠見山には2年前に登っていますが、7月末でした。テレキャビンの山麓駅で「暑い!」とブログに書いています^^;;

歩行時間はあまり変わらず、リフト終点から小遠見山頂まで1時間50分、下りはアルプス平自然歩道の分岐まで1時間ちょっと。

今回は目の前の紅葉を存分に楽しみましたが、回りの山々の景色は2年前の夏の方がきれいに見えました。

前回とちょっと違うのは、歩く人が少なかったので山頂のお地蔵様に気づいて、ほろっと来たことぐらいかな?

また訪れて、歩いてみたいお気に入りの山を思い出した旅でした。貸別荘もお勧めですよ 


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