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白駒の池入口から麦草峠を経て茶臼山周回  岩と苔の道

2021年08月13日 | トレッキング
平日となった11日は、北八ヶ岳へ。7時過ぎに家を出て、麦草ヒュッテの先の駐車場に停めるはずでした。




8時40分、ヒュッテの先の駐車場は満車。ヒュッテに戻り、さらに白駒の池駐車場に戻りました。




満車の駐車場を往復し、ヒュッテの管理人さんに有料で停められないか訊ねて断られ、

白駒池入口の駐車場に戻ったのは9時過ぎ。600円を支払って停め、トイレも利用させていただきました。




白駒池入口の駐車場利用者は、ほとんど白駒の池までのお散歩のようです。




白駒の池の標識から3分ほどで分岐になり、大勢のお散歩の方々とお別れできました 




最初は歩きやすい木道です。この道を歩いて、麦草ヒュッテまで戻ります。




この道の両脇は、シャクナゲの木がたくさん。前日の雨の後で、滑りやすい木道です。




「白駒の奥庭」という標識がありました。




滑りそうな木道をコワゴワ歩くこと10分足らずで、土の道になりました。




「黒曜の森 代表する苔の名前 フウリンゴケ」という標識がありました。




これが、フウリンゴケでしょうか?




倒木の上に、黒曜石が見本のように並べてありました。




安心な土の道が続きます。




麦草ヒュッテが見えてきました。




コースタイム25分のところ、35分ぐらいで麦草峠に戻ってきました。




朝10時前、小屋の前のベンチでコーヒーブレイクの方もいらっしゃいました。




8月になると花も少ないのですが、ヒュッテの回りはハクサンフウロだらけでした。




ヒュッテの前の舗装道路を横切り、登山道に入ります。




「茶水の森」代表する苔の名前は、ホソバミズゴケだそうです。ここで山ガール2人に会いました。




池を通り過ぎると、あぁ、これぞ北八ヶ岳! という岩ゴロゴロの道が始まります。




5分後に木道になり、ホッと一息と思っていたら……




まもなく、岩ゴロゴロになりました。庭の草取りばかりしていたせいか、足が上がりません 




登山口から20分ほどで、大石峠。コースタイムの倍です。




なるべく写真を撮らず、一生懸命岩の上を歩いている姿を撮られました。




大石峠から25分で中小場。湿気がこもった森からいったん出られて、ホッとします。




再び森に入ると、岩がない平坦な道で、さっさと歩きました。




15分後、少し小さい岩だらけの道になります。




ゴゼンタチバナとマイヅルソウの葉が、苔の中に仲良く並んでいます。




向かっている茶臼山は、縞枯山の南ですが、このへんも縞枯れ現象が見られます。




岩によりそうように咲くアキノキリンソウ




大石峠から1時間10分もかかって、やっと茶臼山。展望台まで行くそうです。




茶臼山から展望台は5分もかかりません。予想に反して、数人しか会いませんでした。




ここでも、森の中から抜け出た解放感でいっぱいでした。




20分ほどお握り休憩した後、展望台から眺めた風景です。






展望台から茶臼山に戻って北に進み、縞枯山との分岐です。




分岐から西に向かう道は、比較的歩きやすい道でした。






お昼の後、歩き始めて25分後、まさに縞枯れ現象のまっただ中を歩いています。




展望台から30分弱で、「ここは、縞枯山・茶臼山の鞍部」という分岐です。




このへんも、歩きやすい道でした。




縞枯れ現象の手前に咲くバイケイソウの群落。7月末、池の平湿原で名前を覚えました。




まだきれいに咲いている花もありました。




バイケイソウの林の中を抜け、小川のようになった道に気を付けながら歩いていきます。




クジャクチョウ きれいに撮れませんでした。




地面に降りたところを、相棒が撮ってくれました。




クジャクチョウにお別れした後は、岩ゴロゴロ道を下っていきます。




岩ゴロゴロに足を取られながら20分後、小川のようになった道の脇に歩きやすい道がありました。




茶臼山からコースタイム50分のところ、1時間20分かかって五辻です。




ここは20年近く前、ロープウェイで上って縞枯山を歩き、通りかかったことがあります。




今回は、ロープウェイと反対、南に向かって麦草峠に戻ります。しばらく歩きやすい道でした。




オトギリソウ




五辻から5分で、五辻あずま屋。ここで、70代ぐらいのご夫婦が休憩中でした。




奥様が、ヤマオダマキが咲いていると教えてくださいました。




ご夫婦とお別れして、狭霧苑地(さぎりえんち)の方に向かいます。




ほどなく、いったん森から抜けて、向こうの山がきれいに見えましたが……




また森の中に戻ります。




せっかく、イチヤクソウの仲間をみつけたのに、ピンボケでした 




咲いている花は少なく、岩と苔ばかりの道です。




五辻から45分かかって、出逢の辻。




お気楽な道を歩き……




まもなく舗装道路に出ました。ゴロゴロ岩に気疲れしたので、舗装道路を歩こうかな?




考えましたが、森の中の道の方に降りてみました。




この標識は迷いました。右の草の中の道が渋の湯方面じゃないの? と木道を歩くことに。




この木道は新しいようで、滑らず歩きやすい道でした。




ここは、歩いてみて良かったと思えた道です。草花の名前がたくさん表示してありました。




ツマトリソウ、ゴゼンタチバナなどの名前が書いてあり、7月に来てみたいところです。




北八ヶ岳の森歩きも終盤になって、なぜか足がよく上がるようになりました 




やっとマイヅルソウの実にも会えました




岩と苔の道になったり、木道になったりを繰り返しています。




「年取って山が歩けなくなったら、ここだけ散歩するのもいいね」なんて言っています。




舗装道路を横切ってから40分で、駒鳥の池だそうですが、水がほとんどありません。




麦草ヒュッテが近いらしく、お散歩姿のファミリーをみかけました。




ヒュッテより先に、ハクサンフウロが迎えてくれました。




ミヤマシシウド?




ヒュッテに戻ってきたら、けっこう車が停まっています。




五辻のあずま屋で会ったご夫婦とは、斧断ちの森あたりで再会しましたが、ここに停めていらっしゃいました。




立派な麦草峠の看板を眺め、くぐり抜けました。




看板近くで会った白い花 コゴメグサの仲間?




往きに歩いた白駒の奥庭は木道が滑りやすいので、車道を歩いて戻ります。




麦草ヒュッテから20分で、白駒池入口の駐車場に戻ってきました。




私が子供のときは、白駒池でしたが、今は白駒の池。15時43分発茅野駅行のバスが来て、すぐ出発しました。




9時過ぎに私達が停めた直後に満車になった駐車場。3時も過ぎると、たくさん空きスペースができていました。




初めて2人で北八ヶ岳を歩いたのは、2001年の秋、東京時代です。5時半に家を出て、ピラタスロープウェイ

(今は北八ヶ岳ロープウェイ)で山頂駅まで上り、時計回りに横岳、亀甲池、双子池と歩き、最後に

雨池峠までのややきつい登りをちゃんと歩き、縞枯山荘の前を通ってロープウェイまで戻りました。

途中からけっこうな雨が降り、雨の中を立ったまま双子池あたりでお握りを食べた記憶があります。

「あれが初めての本格的な山登り。よく懲りずに続ける気になったね」と相棒がよく言います。

最近は時節柄、山歩きの後のお楽しみ、日帰り温泉にも寄らずに帰っています。

今回は、ロープウェイもやめようと相棒が言って、岩ゴロゴロの苔の道をひたすら歩いた一日。

今度は、お花の咲いている季節に行きたいね、と来年の楽しみができた山歩きでした。
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