久しぶりにGWの根津へ出かけた。
久しぶりといえば、このブログに投稿するのもかれこれ1年にもなる。
何もしていなくとも月日は流れるのだ。
「GWの根津」とは、よく知られているように“ツツジの根津権現”である。
根津権現のツツジは、毎年GWの頃に満開となる。
もう30年近く前に、初めてこの庭の傾斜地一帯に咲き乱れるツツジを目にしたとき、
それまで清楚で爽やかと感じていたこの花のイメージが一変した。
色さまざまに絢爛と盛り上がって咲くその艶やかさに、まったく驚くばかりだった。
そして宵闇迫る頃になると、その絢爛たる様は不気味な妖しさを帯びていった。
今年のGWでは、しかし、盛りを過ぎていた。
半分ほどはすでに花が終わり、谷間の道に花びらが散乱していた。
観光客もさほど多くなく、境内の出店にもあまり活気がない。
いつものようにこの先の坂の途中にある蕎麦の「無境庵」に寄った。
畳にあがってどっかり腰を下ろし、名物の蕎麦味噌を肴に、冷たいビール。
そして日本酒の冷やをのんびり含んで、盛りを一枚。
至福のぼんやりが過ぎると、いつの間にか1時間以上も時が進んでいた。
さて、「弥生美術館」で立原道造の詩と絵を見ていこうか、
「はん亭」に寄ろうか「根津の甚八」でもっと飲もうか、それとも、
根津の横丁の裏通りをぶらぶら、池之端まで歩こうか、
いつものようにそんなふうに思い思い、腰をあげた。
久しぶりといえば、このブログに投稿するのもかれこれ1年にもなる。
何もしていなくとも月日は流れるのだ。
「GWの根津」とは、よく知られているように“ツツジの根津権現”である。
根津権現のツツジは、毎年GWの頃に満開となる。
もう30年近く前に、初めてこの庭の傾斜地一帯に咲き乱れるツツジを目にしたとき、
それまで清楚で爽やかと感じていたこの花のイメージが一変した。
色さまざまに絢爛と盛り上がって咲くその艶やかさに、まったく驚くばかりだった。
そして宵闇迫る頃になると、その絢爛たる様は不気味な妖しさを帯びていった。
今年のGWでは、しかし、盛りを過ぎていた。
半分ほどはすでに花が終わり、谷間の道に花びらが散乱していた。
観光客もさほど多くなく、境内の出店にもあまり活気がない。
いつものようにこの先の坂の途中にある蕎麦の「無境庵」に寄った。
畳にあがってどっかり腰を下ろし、名物の蕎麦味噌を肴に、冷たいビール。
そして日本酒の冷やをのんびり含んで、盛りを一枚。
至福のぼんやりが過ぎると、いつの間にか1時間以上も時が進んでいた。
さて、「弥生美術館」で立原道造の詩と絵を見ていこうか、
「はん亭」に寄ろうか「根津の甚八」でもっと飲もうか、それとも、
根津の横丁の裏通りをぶらぶら、池之端まで歩こうか、
いつものようにそんなふうに思い思い、腰をあげた。