久しぶりに何度も読み返したい終わり方の小説を読んだ。
なんだか傑作な気がする。
私は歩道を歩く。(中略)いたるところに木の葉が散っている。
溝の中にまで落ちている。目につくところ木の葉の山だらけだ。
歩を運ぶと、そのそばからはらはらと木の葉が降ってくる。
木の葉の中に靴を突っ込まないでは一歩だって前に進めない。
誰かが手を打たなくてはならない。
誰かが熊手をもってきて、きちんと片付けなくちゃ。
(『象』より「親密さ」レイモンド・カーヴァー著
村上春樹訳 中央公論新社)
目の前の課題をやっとの思いで片付けても
その次に片付けなければならない課題がまたあって。
でも結局生きていくためにはそれを避けられず、
その中へ踏み出していかなくてはならない。
いくらやっても終わりがないのではないか、
という不安にかられながら。
そんな感じを受けました。
分け入つても分け入つても青い山
(種田山頭火)
を思い出す。
なんだか傑作な気がする。
私は歩道を歩く。(中略)いたるところに木の葉が散っている。
溝の中にまで落ちている。目につくところ木の葉の山だらけだ。
歩を運ぶと、そのそばからはらはらと木の葉が降ってくる。
木の葉の中に靴を突っ込まないでは一歩だって前に進めない。
誰かが手を打たなくてはならない。
誰かが熊手をもってきて、きちんと片付けなくちゃ。
(『象』より「親密さ」レイモンド・カーヴァー著
村上春樹訳 中央公論新社)
目の前の課題をやっとの思いで片付けても
その次に片付けなければならない課題がまたあって。
でも結局生きていくためにはそれを避けられず、
その中へ踏み出していかなくてはならない。
いくらやっても終わりがないのではないか、
という不安にかられながら。
そんな感じを受けました。
分け入つても分け入つても青い山

(種田山頭火)
を思い出す。
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