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Feelin' Groovy 11

I have MY books.

君の背中にヒトデがついてるよ

2009-08-24 | 音楽
この夏はほぼずっと車の中では「くるり」を聞いていた。

だいたい気持ちよくダァ―――っと
聞き流しているのだけれど、
ふと挿入されている語り(っていうのか?)が気になった。

その言葉はこうだ。


       「君の背中にヒトデがついてるよ
        このままじゃヒトデ形に日焼けしちまうぜ」
                   (「水中モーター」くるり)

このページ→OnGenで試聴していただくと0'41辺りの最後に尻切れで聴ける。
(収録曲2曲目)



とにかく、子どもの声でなんともかわいらしい。

自分で真似たりしても所詮大人声・・・

試しに甥に言わせてみようと
「君の背中にヒトデがついてるよ・・・」

とか言ってみたら

「なにそれ・・・
「ひっとでぇ?

とか言って明らかに逃げ腰で気味悪がられた。

――――――――――――――――――――――――――

このよさ、君にはまだ分かるまい。

何かが違うと考える頭は真っ白に。

2009-03-17 | 音楽
くるりの『青い空』の歌詞。

そろそろ洗濯物を取りこもうかと、
ベランダを見やったときにちょうど聞いていた曲。

何かが違うことは分かっているけれど、
じゃあ何だったら正しいのか、
はっきり掴めないと感じる時期は
人生のうち、ときどきやってきて、
そんなときの気分にぴったりな曲だ。

とにかくそれが何か分からなくても、
その何かひっかかった気持ちを大切にして生きていけばいい、と思える。
(そのうち分かるだろぅ


ところで。
今日のような陽気は青い空が見られるはずなのに空が白い。

黄砂か

歌詞とは別の意味で
「青い空は遠くなってゆく」

曲は→コチラ







本気で首かしげたりして。

2008-07-19 | 音楽
最近車で思い出したように聴いているのは
BUMPの『orbital period』に入っている「花の名」。

心に、すとんと入ってきた曲だった。

歌詞も印象に残る部分が多い、
とても素敵な曲だが
少しの違和感を感じた。

この曲を聴いていたら
BUMPの初期の曲「とっておきの唄」を思い出し
比較してしまったからだ。

私からしたら
 (↑ここ強調)
同じようなことを歌っている曲に感じるのだが、
 (人によっては全く反対の方向に向かっている曲と
  思うだろうことも想像可能)
「花の名」の方は

シンプルになって
スマートにされて

なんだかとっても・・・・・・。

メッセージは伝わりやすい。
声はもちろん何を歌ってもいい。
メロディーもいい。
気持ちもこもっている。

でもなんだかね。

なんだかとっても・・・・・・


それが、悲しい。


普遍的な内容になって
多くの世代の人にも受け入れられそうな曲。
そう仕上がってると思うところが、逆に、

歌詞とは逆に

自分だけにではなく
不特定多数の人に向けた歌のようで
遠くに感じる、

   (歌ってのは
   発売した時点で所詮、不特定多数に向けたものなんだ、
   っていうのはナシにしての考えよw)


「とっておきの唄」は
1人に向けて歌っているような歌詞であっても
自分に届く、この矛盾。

  
こんなことを言うのは
私がまだまだ青いんだ、きっと


どちらもいい曲です。
お暇があたったら歌詞と共に
聴き比べてみてくださいね。


曲は↑の青字タイトルをクリック、
歌詞はコチラ↓でそれぞれ確認できます。
「花の名」
「とっておきの唄」



くるり1

2006-11-07 | 音楽
この気持ち説明できる言葉も覚えた
   『ハローグッバイ』byくるり


そうね。だいたい説明できてしまう。
知っている言葉だけで説明しようとする限りは、ね。


  僕たちが認識しようと努めるものと、
  実際に認識するものの間には深い溝が横たわっている。
        『風の歌を聴け』村上春樹著 講談社

ULTRA BLUE

2006-06-11 | 音楽
宇多田ヒカルの期間限定ブログのテーマ
【あなたの想像するULTRA BLUEってどんな色?】にトラバ


私は「青の向こう」というイメージを持った。

「blue」といった時に真っ先に思うのは「空」や「海」。

「空」の向こうは「宇宙」
「宇宙」というと「無限」

「海」の向こうは「海の底」
「海の底」も「未知」

「blue」のパッと受ける印象は爽快感であるのに
その先に奥深く潜んでいるものは
「無限・未知」なものに対する恐怖感。
希望と不安を兼ね備えた色。
どんな可能性をも持った色。

希望を持って考えたときULTRA BLUEは
金色になったり
不安なときのULTRA BLUEは
灰色であったり真っ白になってしまったりする。

必要なのはいつだって『想像力』だ。


まったく私はいつから一般論の国の王様(by『羊をめぐる冒険』)に
なってしまったんだろう。
最近すべてがこういう考え方になってきている。