とんかちドリルズ

Lifestyle constructor
家とか、家具とか、趣味とか。楽しく過ごす為の時間を構築したい工務店。

当たり前の家づくり「せっかく」

2009-03-12 07:32:00 | 当たり前の家造り
久しぶりの当たり前の家づくり講座です。

先日テレビで、表参道ヒルズ等を手掛けた建築家安藤忠雄さんがこんな事言ってました。
「快適に住みたいなら3LDKのアパートが一番。せっかく家を建てるなら楽しい方がいいでしょう?」
「コンクリートの長屋を発表したときはあらゆる所から非難をうけた。私の設計する家は冷暖房設備はありません、寒かったら着れば良い。それでも寒かったらもう一枚。それでも寒かったら諦めればいい」
「雨が降ったら、傘をささなきゃ台所に行き来出来ません。」

そういった不便さや不快的さに楽しさが隠れてて、そういったところにスタイルを出せるんだと思います。

普通の快適な家が欲しいなら建て売りを買えば良いし、建て売りが不安なら大手の家を展示場で「選んで」くれば良い。

安藤忠雄さんの設計ほど不便じゃ無くて良いけど、せっかく自分の家を建てるなら、自分らしく想像力の溢れた住んでて楽しい家の方が良いと思います。

某漫画家のシマシマの家もカッコイイと思いますし、それを上回るアディダス三本ラインの家だって、フランス国旗カラーも出来るし、グラデーションだって良いし、土地が広ければ、コテージみたいに全部別棟の家だってオモシロいし。
楽しい事は不便を生むけど、寝て、風呂入って、飯は食えますから。
そん中に楽しさがあった方が住んでて面白いし後悔も後で笑えてきます。実際自分ちの後悔もちょっと笑えますし。

高い値段をかけなくても、自分らしさは出せますからいろんな事を想像して、考えて、考える事も楽しんで建てたら、後悔も笑えてくるし、後悔が後悔じゃ無くなる気がします。

有名な建築家でも、ましてや有名な大工でもありませんが、楽しい家づくりなら他の大工より楽しいの作りますよ。そんな家なら作る側も楽しいし。

ちなみに安藤忠雄さんは3LDKのアパートに住んでるみたいです。

快適ならやっぱりアパートって事ですな(笑)

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