www.banksy.co.uk

今日は少しだけ。

http://www.banksy.co.uk/

MYSPACEのメールでオークランド（シスコの隣）でライブを見てくれた友達からこのサイト面白いから見てみなよ、と言うのがあったので、返す前に見てみた。中に入ってOutdoorsコーナーを覗いてみると、すごく惹かれる美しい言葉があった。つたない英語力で訳してみたけどこんな感じ。

グラフィティーが違法じゃない街を想像してみて。どこでも好きなところに好きなように絵を描ける街。すべてのストリートが１００万の色と小さなフレーズで溢れている街。バス停でバスを待つ時間が決して退屈でない街。不動産屋や議員たちだけでなく、すべての人たちにとっての生き生きと呼吸するものであるかのように感じる街。そんな街を想像して壁にもたれかかるのをやめよう - それは新鮮だ。

最後のlean against the wallってそのまま壁にもたれかかる、と言う意味でとっていいのか、あと最後のwetはたぶんスラングだと思うんだけど…まあ大体伝わってると思うし、「すべてのストリートが１００万の色と小さなフレーズで溢れている街」このラインが一番惹かれたところだったので、良しとさせてください。で、そのまま左側にあるnextボタンを押すと数々の素晴らしいグラフィティーアートが出てきました。美しさと社会批判の際立った両立。そしてなによりももっとも見入ってしまったのが、最後のパレスチナ分離壁に描かれた風船の女の子とはしごのグラフィティー。これは本当に、本当に心に突き刺さった。

ここを読んでくれている皆さんも是非覗いてみてください。この人はアートという言葉を使うのがイヤだ、と描いてあったけど、僕はこれこそアートと呼んでほしいと思います。なぜならストリートの現実を心に突き刺さるくらいの美しさで武装したものがアートなはずだから。