8月2日に母は90歳で旅立ちました。
一年半介護という現実に直面し、介護認定、ディサービス、老人ホーム、
病院などいろいろ巡りましたが、最後は家族全員で看取ることができました。
これは私にとっても、母にとってもとてもよかったと思います。
介護現場で、納得のいかないことも多々あり、介護期間は約1年半でしたが
葛藤を抱えながらも、現実をひとつずつ受け入れながら過ごした日々でした。
もっと長い間介護されている方に比べれば、短い時間だったかも
しれません。
この時間私は少し幸せを感じていました。いろいろな現場に出会え、経験できることは
母が居てからこそと思っていました。
決して楽しいものではありませんでしたが、自分たちにもいずれやってくることですから。
葬儀の打ち合わせで、お寺に伺ったときに住職さんがお話しくださった中で、
一日でも親の看病、介護ができることは幸せです。
「生まれてきたときは、何もできなかった私たちの親にできる最後のお返し。」
という言葉でした。
温かい親族に見守られ、親族との再会はこういう場でしかないもので、
私がいちばん若いので、本当に労わってくださった親族にも感謝しています。
ちょっと落ち着いたときにFBを開いたら、日々のみなさんの投稿の中で、私のハーブの先生の
ものを見つけました。
8月2日はハーブの日です。ハーブを愛する私にとってこの日はさらに大切な日になりました。
母の棺にはラベンダーバンドルを入れました。そして紅茶の大好きな母のためにティーバックと
私の作ったクッキーを添えて。