”知財コミュニケーション研究所 知財コミュニケーター”® 知財活用コンサルタント・セミナー講師:新井信昭のブログ 

「社長! その特許出願ちょっと待った!」。「見せない 出さない 話さない」と「身の丈に合った知財戦略」で企業を元気に!

特許をあえて取得しない戦略もある 知的財産マネジメント

2010-06-09 05:06:54 | 知財経営コンサルティング
知財経営 知的財産
――― 知的財産を活用 経営革新の支援・コンサルティング ―――


おはようございます。知財経営プロデューサーの新井信昭です。

本日は、知的財産経営のコンサルタント弁理士として、栃木県宇都宮市の「とちぎ産業交流センター」に出向きます。

特許は知的財産権であり、知的財産権は知的財産の一つです。

知的財産を活用した経営革新を考えるときに「特許」はたいへん重要です。

一方、特許をあえて取得しない、という戦略もありえます。

特許は直接製品を直接カバーするものもあれば、カバーはしないが競合他社が製品に近づくことをけん制するための特許もあります。

開発の最中に偶発的に予期せぬ技術が開発され、製品化の予定はないが特許出願する場合もあります。

これらも、使われていない特許(休眠特許)が発生する一つの原因です。

業種や業態によって異なりますが、企業の中には「特許をとらない戦略」をとる会社も多数存在します。

コンサルティングを行うときの私は、次の点に気を付けています。

そもそも、その技術はビジネスを行う上でどのような位置づけになるのか。バリューチェーンとサプライチェーンの分析を行い、開発技術の活用法を考える。

そのうえで、特許をとることと、特許を取らずに秘密にしておくことの、どちらがよいか判断する。

特許をとらない選択をしたときには、開発した技術の扱いについて助言する。

同じ技術を他人が開発し特許を取らないという保証はないから、その対策を助言する。

中小企業経営者の皆様。知的財産を活用して経営革新を成功させましょう。

知財経営プロデューサー 知的財産コンサルタント 新井信昭 弁理士
知的財産コンサルティング 株式会社グリーンアイピー http://greenip.co.jp/
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