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GREEN GATE FLAGS(旧館)

移転いたしました♪

Jクラブを信州に

2007-02-05 | 長野県サッカー
松本大学で行われたフォーラムへ行ってきました。



当日の模様はこちらなど。
>>松本山雅公式
>>長野放送
>>信濃毎日新聞

会場内の空席数を心配しましたが杞憂。ほぼ満員。
メモを取りながら耳を傾ける参加者も多く見られました。

フォーラムは大きく分けて2部構成。

前半は信州大学全学教育機構の橋本氏による基調講演。
後半はJリーグチェアマン・鬼武氏、スポーツライター・元川氏、AC長野代表・丸山氏、そして松本山雅FCスーパーバイザーの八木氏を交えたシンポジウム。

橋本氏の基調講演は、特筆すべきことは特に無いでしょうか・・・。
後半のシンポジウムを行う上での資料提示みたいな感じかな。

そして、メインとも言える後半のシンポジウム。

各シンポジストの紹介の前に、Jリーグ百年構想のプロモーションビデオが放映されました。

>>Jリーグ百年構想PV

Jリーグチェアマン・鬼武健二氏。
鬼武氏は、松本山雅・AC長野の両クラブが、競い合ってJを目指している現状に「素晴らしいこと」の一言。
大きな期待をもって注目しているようです。
また、今後のJ2拡大方針や、いわゆるJ3構想についてもちょっと言及。
J2は現状の13クラブから、最大で22クラブ構成まで考えているらしいです。
J3については現状ではまだ考えていないとのこと。当面はJ2とJFLとの在りようを見極めて・・・というような事。
Jリーグではなく、協会の管轄ゆえに明確には語られませんでしたが、地域リーグ決勝大会のレギュレーションについても。
とにかく狭き門である同大会の改革(?)については、最短でもあと2年の月日を待たねばならないようです。
あと、自治体関係者の姿がフォーラムに見られなかったことについては、残念がることしきりでした。自治体の関係者向けのコメントもあったようですが・・・。

スポーツライターの元川悦子氏。
松本市出身ということで、松本山雅をかなり贔屓目に見て頂いているようです。
もちろん、その発言においては松本サポーターに万雷の拍手で迎えられました。
ヨーロッパのクラブの話を聞くと、流石に歴史と文化が違うなとしか思えなく。
橋本氏のレクチャーでは、立派な練習場脇のテラスで、地元ファンがビール片手に談笑する、ドイツ7部リーグ(!)クラブの日常風景が紹介されました。
日本がここまでになるには果たして何年かかるのかと。
日本でも、レッズランドアルビレッジのような施設が誕生しました。
凄い、羨ましいと感嘆しつつ、アルウィン周辺に広がる信州スカイパークの可能性に想いをはせた人もきっと多かっただろうと思います。

AC長野・丸山朗氏
先日、長野で行われた岡田×バドゥ対談(もちろん中身は知らないけれど)に比べると、どうしてもエンタテイメント性には乏しいなぁと・・・これは私の勝手な思い込みですが。
そんな今回のフォーラムにおいて、ある意味貴重なエンターテイナーの登場。
43人の山雅サポーターに対し、AC長野サポーターは2人(いずれも丸山氏発表)という、超Awayの状況を思いっきり満喫しているように思えました(^^;
「チーム(AC長野)に関わることを、もっと楽しんで欲しい」
松本山雅の選手、スタッフ、ボランティア、ファン、サポーターにとっても、まずは愛するクラブを楽しんで関わって欲しいと思います。
その上で、来る「信州ダービー」においては、丸山氏のご希望通り、大いにAC長野との触れあいも楽しませて頂きたいと思います。

最後に、松本山雅FCスーパーバイザー・八木誠氏。
「口座に10万円しかなかった」という話には、流石に驚かされましたが、ASPの発足当初、提携クラブの山雅SCが県リーグ降格の危機にあったことを知らなかった事や、選手の喫煙問題、思うように資金が集まらずに、現監督の辛島氏を理事達のポケットマネーをかき集めて招聘しようとしたことを含めて、クラブ発足当初の苦難の歴史が語られました(^^;
私の山雅サポーターとしての活動は、郵便局から2000円(当時のバモス会員2口分)をASPに振り込んだことが始まりなんですが・・・もうちょっと奮発しておけば良かったかなとも(笑)
山雅の今日があるのも、今年もご支援下さるパートナー企業の皆様による所が大です。感謝感謝。

えらい長々と書き連ねましたが、もう少しだけ。

基調講演で橋本氏は、信州におけるJクラブの可能性の1つに「リアルダービーの可能性」を挙げ、元川氏は「両クラブの一本化は不可能」と言い放ち、丸山氏、八木氏は笑顔の中にあって舌戦の応酬(どつき漫才とも言える(笑))を繰り広げ、鬼武氏は冒頭にも挙げたようにそれを「素晴らしいこと」と語る。
信州を挙げての統一クラブでJを目指すことはもはや不可能ということで、意見の一致を確認できたことは一つの収穫。

県民一丸となって応援できる球団を目指す、北信越ベースボールチャレンジリーグ・信濃グランセローズとは相反する流れですが、これはフットボールクラブの持つ「都市密着」という性質に加え、両都市の持つ歴史的背景が大きく関わっているから当然かなと。

その、信濃グランセローズをクラブへの脅威とするか、参加者から質問もありましたね。
丸山氏「脅威とは思っていない。むしろ盛り上がって欲しい」
八木氏「お互いが競ってやっていけばいい。ただ(スポンサー獲得で)野球に既に支援してしまったから、サッカーまで支援できないという所もあった」
確かに、営業的に厳しさを増したことは事実でしょうが、地域にプロクラブを応援するという文化を浸透させる面で、グランセローズの誕生は大きなターニングポイントじゃないかなと思います。
サッカーが好きな人がいれば、当然野球好きな人だっている。
野球・北信越リーグの誕生を機に「それじゃ、サッカーは?」と思ったサッカーファンが、松本山雅・AC長野の存在を知る・・・なんて効果も期待できるかもしれない。

そして締めくくりに、鬼武チェアマンがJリーグ百年構想について。
「1つクラブが増えるのも、百年構想。1つ芝生のグラウンドが増えるのも、百年構想。1人選手が増えるのも、百年構想」
それならば、松本山雅を始めとする県内全てのクラブに、1人ファン・サポーターが増えるのもまた、Jリーグ百年構想。
より、多くの人たちの「百年構想」への参加を願ってやみません。

信州にJリーグクラブが誕生するその日まで。
このフォーラムは会を重ねて開催が続けられるとの事です。
次回も、より多くの方に。特に今回は参加を見送られた地方自治体の皆さんには、是非とも参加していただきたいと願います。

最後に、このフォーラムを企画し、県サッカー協会に開催を提案したNBS長野放送の皆さんに一言。
GJ!!

参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした!

再告知

2007-01-29 | 長野県サッカー
Jクラブを信州に!フォーラム
「Jクラブのある至福をめざして」


山雅系blog各所でエントリーが出ていますが改めて告知です。

>>First come, first served.
>>緑の磁場 -a fascinating field-
>>フォトダイアリー信州

最初に紹介した時とタイトルが変わっているような気がしますが、ともかく主催の県協会よりリリースが出ています。

>>長野県サッカー協会

募集締め切りは31日(水)
協会へ直接電話申込みか、協会HPより申し込み用紙をダウンロードして、協会へFAXの2通りの申込み方法があります。

まだまだお席には余裕があるそうです。
お申込みはお早めに。

また、前日に長野で行われる、岡田武史氏とAC長野バドゥ監督の対談イベントにも、事前の申込みが必要なようです。
>>ナガノでサッカー☆AC長野パルセイロ


クラブの代表さんやら、スーパーバイザーさんやら、監督さんやらが大きく関わっているにも関わらず、当のクラブの公式サイトに一切の告知が無いというのもこれまた妙な話ではありますね(^^;

追記、山雅公式よりリリース出ました!
>>松本山雅公式

Jクラブを信州に

2007-01-22 | 長野県サッカー
長野県サッカー協会主催のシンポジウムが松本で開催されます。

「Jクラブを信州に」長野県サッカー協会主催シンポジウム2007

信州大学教育学部機構助教授・橋本純一氏による基調講演
「信州におけるJクラブの必要性と可能性」

橋本氏をコーディネーターとして
Jリーグチェアマン・鬼武健二氏、スポーツライター・元川悦子氏
そして、現在長野県からJを目指している2つのクラブ、松本山雅FCとAC長野パルセイロより、それぞれの代表者(参加者未定)を加えての、パネルディスカッションが予定されています。

日時は2月4日13:30から。
会場は、松本大学524教室(定員334名)

なお、シンポジウム参加希望者は、事前の電話連絡が必要とのことです。
詳しくは上記リンクよりどうぞ^^


また、長野市では長野市サッカー協会主催によるイベントを開催するそうです。

「2007長野市サッカーフェスティバル 「Jを長野に!」プロジェクト」
こちらは、元日本代表監督・岡田武史氏の講演と、岡田氏とAC長野・バドゥ監督の対談という内容になってます。

もっともこちらの「長野」とは、当然「長野市」のことを指すのでしょうけれど(^^;

こちらは2月3日。13:30開場。
会場は、長野市の長野バスターミナル会館。
先着300名で、入場無料です。

>>長野市サッカー協会


松本山雅・AC長野が上を目指して我先に争う状況を、皆さんどのように捉えているのか?
興味のある方は、その両方に足を運んでみるのもよいかも知れませんね。

昨日のまとめ

2006-11-06 | 長野県サッカー
北信越リーグ2部・県リーグ入替戦
LionPower小松 0-1 大原学園JaSRA

メインスタンドから、高校サッカー決勝のアナウンスが響く中、Away側の小高くなった所でまったりと観戦。

終始大原が押し気味の展開ながら、終わってみれば0-1。
敵地での第2戦、気を引き締めてかかって欲しい所です。


高校サッカー選手権決勝
松商学園 1-2 東海大三

毎年毎年、どこかのJクラブで聞いたようなコールが増える松商と、スタンドの上から御柱が滑り落ちてきそうなコールで幕を開ける東海大三。
応援合戦から白熱したゲームは、延長までもつれて東海大三が制す。

例によって、詳細は丸投げ(^^;
>>Revegetate MatsuAz

さて、もう一つ激しく気になっていたこちら。
北信越1部・2部入替戦
FC上田ジェンシャン 0-2 FC金津

ゲームの内容は、観戦に赴いていた金沢サポさんのblogに詳しく。
>>ツエーゲン金沢な日々

まず何より、「ありがとう」の一言くらいあってもよかったと思うんですけどね?
金津さん。

後半荒れて、上田には退場者も出たとの事ですが、何よりも気持ちを立て直して、今週のアルウィンで逆転残留を勝ち取りましょう。
観にいけるAwayが1つ減るか減らないか・・・も、ありますけど。
日精に続いて、上田まで降格の憂き目を見るのは寂しいの一言なのです。

当事者達以外の思惑も絡まって展開する入替戦は、今週12日・アルウィンサブグラウンドで決着です。


今週末のアルウィン

2006-11-04 | 長野県サッカー
何気に、ガンズ公式覗きにいったら、試合予定の欄が「次のアルウィンの試合」となってます。

明日のアルウィンのゲームはこちら。

第85回全国高校サッカー選手権大会(長野県大会決勝)
松商学園vs東海大三高
アルウィン・メイン 13:00キックオフ。入場無料です。
テレビ信州でも生中継とのことですが、やっぱり生観戦が一番ですね。
是非、アルウィンへ!

そして、お時間に余裕がありましたら、こちらも是非どうぞ。

北信越リーグ2部・県リーグ入替戦。
LionPower小松(HFL2・7位) vs 大原学園JaSRA(北信越CL・2位)
アルウィン・サブ 11:00キックオフ。もちろん観戦無料です。