なんか2週間に1回は実家もしくは祖父母の家に行ってる気がしますどうも篠塚優人です。互いに1月に1回は最低帰ってこいなんていうもんですからてんてこまい(←変換されない上に漢字忘れた)帰るのに最低960円かかるので、財政的にも厳しいんですが……
飯2食(晩と朝)浮くからいいじゃない、というのがあちらの言い分なんですが、960円て1週間でもっとも1日の食費がかかる火曜日(昼食を学食などで食べるから)でも3食全てあわせて行くか行かないか。
まー毎回ちゃんと千円もらってますがねー(←最悪)おまけに今回は高校にも行かなきゃならないので仕方ないんですがね。
さて、つらつら綴ったところで本題。なんだか故郷にて
SS大会やるらしいです。
あんまり時間的余裕が無いうえに色々書いたり勉強したりしなきゃならないのでどうやって参加せいという感じですが、うちにやってきては飯をせびる某ろっくが「次で大会参加最後だからー」とかなんとか言いやがるので、多分出るんじゃないですかねー(投げやり)
というかそろそろ短編向けネタが無くなりつつあったり。ギリギリの思い付きで凌いできたりしましたが、本当に品切れ。いや、Bibの品評会向けにはいくつかありますが、あくまでそれは品評会用ですし。
いや、あるちゃあるんですよ? それなりのは。でも多分自分が読んでつまらないと思う代物になりそうなので却下。単純な病弱モノやら薄っぺらい終末世界ネタやら安っぽいハッピーエンドやらはかなり前から食傷気味ですし。え、何擦れてるって? AHAHA何をいm(略)
こほん。ま、私もこの手の大会みたいなのに出るのは品評会除いて最後になる(PCサイトの二次創作系には出るでしょうけど。鍵系のコンペには1回くらい出てみたい)ので、ストックの最後を使いますけどねーとかいって上で挙げたようなもの書いてたら泣けるなあ。
目指せ奴より上。今んとこ2勝1敗なのをイーブンにされないよう頑張らないと。
と、いうのを昨日くちこみ版で書いていたんですが。ええ、携帯から更新する際のメアドを忘れていた罠。まあ、やったことないしねえ。
で、ついでだし、過去のエキサイトで行われた篠塚さんが把握できる範囲での大会感想から、大まかなエキサイトゲーカテの好まれる傾向、なんてものを見てみようかと。
魅惑の展示場・
SS批評委員会の計4回(魅惑第3除く)。本当は疑惑時代なども入れたかったけど、全部感想読み出したら死ねるもーん。というわけで、全作品採点時代からGOGO。
……えーまじで調べるの?(←自分で言い出した)
とりあえず、気づいたことを箇条書き書き。好まれだけでなく嫌われも見てみよう。あとはよく減点されてるものとか。あー、あくまで感想から考えているので、作品との因果関係はそこまででないかも。いや、作品分析と関連させたら、私の主観がばりばり入りそうだし。
・文章作法はお約束らしい。篠塚さんもたまにそうだし。冒頭文1文字空けと過剰改行、三点リーダ(……が正しい用法、らしい)、句読点のつけ方、会話文前後の行間明けと感嘆符・疑問符(!/?)後の1文字空け(それぞれ人によるから厄介)などがよく狙われては減点されている。厳しい人だと1個1減点。ちなみに私は基本は最初の4つは減点するときがあったり。でも中身優先だから中身がスンバらしいときは減点しないよん。
・二次創作は、原作を知らない人はよく減点している。まあ、kanonこんぺみたく作品を限定しているわけではないので知らない作品があるのは当然だろうが、「ぼかぁ知らないもーん」だけで減点するのはどうなんざんしょ。わからない人にもわかるように書くのが必要なのか、あくまで“二次創作”なのか。ぶっちゃけこの辺は個人の趣味だからにゃあ。
・あら捜しをしたい人が多いので、名前間違えなどをやらかすとTHE・END。あとは漢字や単語の用法違いも結構ある。書き終えたらちゃんと見直せってコトですなー
・ネタの好みによる加点減点はどうしようもない。このネタ好きだから、でぽーんと高得点が出る場合もあれば、嫌い、で低得点という場合もある。ま、採点しているのは人ですからねーちなみに、こういった「主観からくる不平等性」は採点の絶対数が増えることで解消されますが、たかが十数人程度のものではめちゃくちゃ影響力があるのでどうしょうもなし。嫌われたらあきらめましょ。ここのネタは後述。
・キャラクターが好きですからっ、で加点されること多数。さすがはゲーカテでも特にギャルゲーマーが集まりやすい分野の大会ですこと。不思議と嫌いですからーで減点はなかったりする。あ、でも「生きていない」「ぶっちゃけいらなくない? 的」キャラクターに関してはどういう作品であれよく減点されている。
・「独善的」「独りよがり」なーんて言葉がよく飛び交ったりする。一人二人がそんな感想を持ったときは微妙だが、数人が同じコトを言うようだとやっぱり独善的なのかもしれません。減点ポイント。
・不思議と「世界観がすばらしい」という感想の後には「だけど」なんていう否定的な言葉がついたりすること多し。否定部分で「話が薄い」なんて物が来ていたらそれは作り上げた世界観を生かせていないことが多いが、「わかりづらい」なんてきた時は実は本当にわかりづらいモノか読者の読解力不足か、の二択だったりする。逆に「わかり安すぎ、安直」なんてきたら本当に安直だったか読者が読解力過多(←いや、これはすばらしいことですが)の二択。ともに前者は精進せねばなりませんが、後者は……事故です。
・流れが不自然にならないことは結構重要視されている。まあ、ぶつんぶつん切れると読みづらいですしなあ。しかし、流れが自然すぎると「山場がない」につながったりもするので注意。あと同義語にテンポもある。テンポがいいと高評価、しかしよすぎると「薄い」とか言われたりもする。うぐぅ。
・上からの続きで「山場がない」といわれては減点されている作品多し。イコール的なものに「平坦」「淡々」「タンタンメン」(最後違う)これは……どうなんでしょ、「ゲーカテでも特にギャルゲーマーが集まりやすい分野の大会」ってのもあるっちゃあるんでしょうねえ。ほら、ギャルゲって必ず山場ありますし。もしくは濡れb(禁止禁止!)あとはラノベ読者、も影響大か。ラノベだって巻末に近づけば山場ありますし。ちなみに、「起承転結」だから山場必要、って考えは間違っているので。別に転=山場ではないし。
・表現技法の使用頻度や使用方法はわかりやすいためか結構重要視。しかし個人差があるので、一作品に対して「過剰」「貧困」なんていう相反する感想が出たりする。この辺りはどっちかに集中してなきゃ事故なので、ごういんぐまいうぇいで良いような気も。くどいけどどっちかに集中しているときは書いてるほうが悪いこと多し。特に過剰表現。
・印象に残るかどうか、つまりはネタ勝負的なこと多数。そりゃ短編ですし。
・「筋」がタマにあげられる。一本筋が通ってるか否か。まあ、別に必ずしも一本筋が必要かといえばそうでもなかったりしますが、あるとわかりやすい、かなあ。巧妙に隠すのは一つの技術ですが、わかりづらいと「で?」と返ってきたりする。逆は「安直」うぐぅ。
・オチ重視。やはり短編だからか。オチが弱いと即減点につながったりもする弱肉強食世界。不思議とオチがよかった、というのはあまり聞かない。
・小難しい話はなぜか好かれる。かといって、「わけわからない」も混ざってくるから不思議。
・リアリティ。よく意見が分かれるところ。特に現実世界・現行世界を扱ったものにはシビア。
……はいはーい、とりあえずネタ以外はこんなもんじゃなかろうか。いっぱいあるのに、簡単にまとめられるんですなこれが。どういうことか?
「文章作法以外は、全員に好かれるものを書くのは無理ー」
はい、わかりきった答えですねえ。だって、一つの作品に対して捕らえ方って千差万別ですから。
それじゃあどうするのさー?
……うーむ、やっぱり、何もかもを吹き飛ばせるネタ勝負?
とりあえず、過去4回+疑惑2回で上位2割に入った作品のネタを見てみると(区別は適当)
・恋愛成就:5(ほのぼの3・清純1・悲劇がらみ1)
・思想:3(生死1・神話1・失恋1)
・友情:1
・兄弟姉妹コミュニケーション:3(兄妹2・姉妹1)
・悲劇後:6(失敗含みのBoy leaves girl4・恋愛がらみ1・親子1)
……あれ、悲劇後と恋愛成就が僅差とは驚いた。イメージは悲劇後が圧倒的だと思ったのに。ではこれをポイント化してみると……(1位3点、2位2点、3位4位1点/後者は平均獲得pt。高ければ順位がいい)
・恋愛成就:12(3×3+1+2/2.4)
・思想:7(3+2×2/2.33)
・友情:2(2/2)
・兄弟姉妹コミュニケーション:4(2+1×2/1.33)
・悲劇後:13(3×2+2×3+1/2.17)
……あんまり変わらないですが、やっぱり悲劇関係か恋愛関係ですかねえ。平均順位的には恋愛ついで思想なのは意外。そういや最近は「安直な悲劇はもういい」なんていう篠塚さんみたいな人(←最悪だ)もいるので要注意。そういえば、奇跡ネタがないのが不思議。区別で間違えた、というわけでもないしなあ。
では観点を変えて、HAPPY(幸せ一杯!)かBAD(まんま)かTRUE(どっちでもない)か、エンド別に見てみると。
・HAPPY:9
・TRUE:8
・BAD:1
(篠塚さんの主観が多分に混在)
……ほっほー、微妙。じゃあポイント別は?
・HAPPY:18(3×3+2×3+1×3/2)
・TRUE:18(3×3+2×4+1/2.26)
・BAD:2(2/2)
……ますます微妙。明確な差にはならないかー一応、TRUE系の方がやや高め、ですが。
さてさて、これらを踏まえて、どういった話が好かれるのかを出してみよう!
・文章作法/実現性(リアリティ)/イージーミスつぶしは鉄板プリーズ
・表現/世界観/テンポは適度にいいものを
・山場は必ず! オチもつける!
・印象に残って字数も手ごろ、短編向けなネタを用意
・無難な恋愛系
うわー、こんなものありえねー、というのがこの長ったらしいモノのオチ(弱っ)