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Germin etrexシリーズの最上位機(青線)と低位機(赤線)との比較をしてみました。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」
場所は丸滝谷で8/20のプチ沢例会です。
今分かっている測定条件の違いは
青線: etrex最上位機は 右肩で測定
赤線: etrex低位機は 左肩で測定
軌跡から特徴らしいものを独断と偏見で読んでみますと
1.東谷の鉄板橋を渡り谷が狭まったところで二機とも受信が途切れている。
2.丸滝谷入って南西から南東に向きを変える丸滝谷F1手前で受信再開
→受信の途切れと受信再開の条件は似通っている。
3.軌跡のスムーズさ比較
青線の方が、断線や細かい皺が少ない様に見える。
測定間隔を設定できたり、軌跡のスムージングを行うファームウェアの差かもしれない。
4.斜面を這う軌跡
沢を歩いているのに、赤、青、交互位に、沢ではなくて斜面を這っている。
電波強度が十分でなく、マルチパスの影響と考えられるが、赤と青の癖がほぼ逆なので、乗せている肩(左右)に依存しているかもしれない。
以上がたまたま入手出来た2機種の軌跡だけの独断比較です。
高級機の方は気圧高度計の連動や、休止時の方位ナビ、地図表示など他にも優れたところが多々あります。
Germinは他に60CSという高級機種がありますが、このシリーズの新機種が8月28日に発売される様です。(高いので私は絶対よう買いません。キッパリ断言)
型名を「GPSMAP60CSx-J」といいXが付いているところに意味があります。
主な違いは
・GPS受信部 がGARMIN独自アンテナから 定評有る SiRF StarIII に変更
→電波が弱いときの補足性能が上がるようです。
・microSDに軌跡ログを退避出来る様です。
→軌跡ログが退避できなかったために複数個のGPSを携行する方には朗報なのでしょう。SD上、地図データとの関係は?
・日本地形図(TOPO10M)v7 DVD も同時リリース予定
詳しくは いいよねっとの比較ページ 辺りをご覧ください。
Germinは民生用として定評がありますが、新技術取り入れが極端に遅い。日本語ローカライズに時間がかかり過ぎそのローカライズ価格上乗せが極端なのは残念です。
一方、軍事用や研究者用などは桁違いに精度が高い様です。一方、価格も桁違いに上がって目の玉が飛び出します(まだ飛び出したのを見たこと有りませんが)。
手頃なところではGPS Mobile Mapper pro(約30万円)など軍事技術を民生用に転用したものがあり森林業者が所有地境界を歩いた軌跡が後処理で1mを切る精度で求まるそうです。
その他、mobilePC用に、SiRF StarIII アンテナで稼働するものも沢山売られるようになっています。高性能アンテナだけだと随分安くなっているのが分かります。
使用環境、必要精度、によって選択肢は増えています。
(06/08/28追記)
「初心者」さまご案内のGPSの森の中のGPSレポートにMobile Mapperでの後処理方法などが新たに報告されていました。このレベルの使いこなしは趣味の域を超えそうですね。
謝辞 データを提供いただいた水分道常連様に感謝します。
Copyright (C) 2005 gouyuukai ALL Rights Reserved 金剛山剛友会
Germin etrexシリーズの最上位機(青線)と低位機(赤線)との比較をしてみました。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地図画像)、数値地図25000(地図画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平18総使、第9号)」
場所は丸滝谷で8/20のプチ沢例会です。
今分かっている測定条件の違いは
青線: etrex最上位機は 右肩で測定
赤線: etrex低位機は 左肩で測定
軌跡から特徴らしいものを独断と偏見で読んでみますと
1.東谷の鉄板橋を渡り谷が狭まったところで二機とも受信が途切れている。
2.丸滝谷入って南西から南東に向きを変える丸滝谷F1手前で受信再開
→受信の途切れと受信再開の条件は似通っている。
3.軌跡のスムーズさ比較
青線の方が、断線や細かい皺が少ない様に見える。
測定間隔を設定できたり、軌跡のスムージングを行うファームウェアの差かもしれない。
4.斜面を這う軌跡
沢を歩いているのに、赤、青、交互位に、沢ではなくて斜面を這っている。
電波強度が十分でなく、マルチパスの影響と考えられるが、赤と青の癖がほぼ逆なので、乗せている肩(左右)に依存しているかもしれない。
以上がたまたま入手出来た2機種の軌跡だけの独断比較です。
高級機の方は気圧高度計の連動や、休止時の方位ナビ、地図表示など他にも優れたところが多々あります。
Germinは他に60CSという高級機種がありますが、このシリーズの新機種が8月28日に発売される様です。(高いので私は絶対よう買いません。キッパリ断言)
型名を「GPSMAP60CSx-J」といいXが付いているところに意味があります。
主な違いは
・GPS受信部 がGARMIN独自アンテナから 定評有る SiRF StarIII に変更
→電波が弱いときの補足性能が上がるようです。
・microSDに軌跡ログを退避出来る様です。
→軌跡ログが退避できなかったために複数個のGPSを携行する方には朗報なのでしょう。SD上、地図データとの関係は?
・日本地形図(TOPO10M)v7 DVD も同時リリース予定
詳しくは いいよねっとの比較ページ 辺りをご覧ください。
Germinは民生用として定評がありますが、新技術取り入れが極端に遅い。日本語ローカライズに時間がかかり過ぎそのローカライズ価格上乗せが極端なのは残念です。
一方、軍事用や研究者用などは桁違いに精度が高い様です。一方、価格も桁違いに上がって目の玉が飛び出します(まだ飛び出したのを見たこと有りませんが)。
手頃なところではGPS Mobile Mapper pro(約30万円)など軍事技術を民生用に転用したものがあり森林業者が所有地境界を歩いた軌跡が後処理で1mを切る精度で求まるそうです。
その他、mobilePC用に、SiRF StarIII アンテナで稼働するものも沢山売られるようになっています。高性能アンテナだけだと随分安くなっているのが分かります。
使用環境、必要精度、によって選択肢は増えています。
(06/08/28追記)
「初心者」さまご案内のGPSの森の中のGPSレポートにMobile Mapperでの後処理方法などが新たに報告されていました。このレベルの使いこなしは趣味の域を超えそうですね。
謝辞 データを提供いただいた水分道常連様に感謝します。
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