数日前珍しい人から電話を頂いた。
かれこれ7年以上も前にピアノを辞めた生徒のお母さんからでした。
大学受験を終え又ピアノを始めたいという事でした。電話を切ってからその生徒の思い出が次から次と蘇り、懐かしさで一杯になった！可愛い男の子で練習好きとは言えなかったけど最後の発表会で弾いた私との連弾はすごく頑張って練習し、活き活きとした演奏だったのをよく覚えている。
そして再会の日････すらっと長身で面影はあるものの好青年に変身した生徒を見て私はたまげてしまった！礼儀正しく所作も整っていて眩しく思えた。ピアノは独学でショパンの幻想即興曲を練習してきた。勉強の合間に気分転換で時々弾いていたそうだ。よくもまあこのような速い曲が弾けるようになった！と感動のあまり拍手をしてしまった
ピアノを習いに来る生徒達とは、比較的長い付き合いになる。個人レッスンだから単にピアノを教えるだけでなく親密な付き合いになる。この青年のように辞めて再度来てくれる生徒もちょこちょこいる。その度に思うのです。子供は大事に育てて行かなくてはと!そして身が引き締まるのです