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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

その5~悪魔の時間になった昼下がり

2024-05-03 | 日記
一連の病レポートを見た娘や知人らが言った。
「それだけ書けていたら、大丈夫やね」
まあ、脳と手の神経をやられて、救急搬送されたわけではない。
当欄は話題の提供に備忘録を兼ねている。
救急車の担架に乗せられた時点で「記録を残す」衝動に駈られた。

その時点では命を賭す手術をするなど、想定外外外だった。
人生初の入院はGW再突入の最中、10日目に入った。
手術をして、そのまま日にち薬になる、という考えは甘かった。
掃除仕切れなかった膿を含む雑菌が体内残留。
糸を縫い直し2回。
除去を繰り返した。
それでも縫い口が感染した、と更に2回。
連日のレントゲン、CT、スキャナーなど検査結果を見ながらの作業。
とりわけ採血は小ボトル2本分を腕と脚から抜いた時は驚いた。
手術は毎度痛みが伴う。
特に洗浄は痛い。

傷口に消毒液を塗る前に小型シャワーホース様のものでプシュプシュ!
焼け火箸を傷口にジュッ、ではなくジュジュジュー。
麻酔はない。
まだ当分続く、らしい。
昼下がりが魔の時間になった。
昨日から食事が重湯になった。
ヤクルトミルミル、共進ミルク、葛湯などが付く。
一気に増えて肩で息しながら、片付けていく。
全部は無理。
チューブ人間が今は抗生剤の点滴とドレーン(体液排出)だけになったのが、僅かな救い。
持病は糖尿病。
毎朝のインシュリン錠剤は既に10日以上飲んでいない。
聴けば今呑むと低血糖になって逆に危険、とのこと。
それもそうだ。
食事は朝昼晩ジュースだけだった。
今度は血糖値に気をかけないといけない。
1日3度ほど指先をパチン。
それを機器で測定することになった。
数値次第ではインシュリン注射をブスリ。
此が嫌でウォーキングに励み体調キープしてきたのに、何のこっちゃだ。
とはいえ峠は越えた、と勝手に思う。
体重は4キロ減の67キロ。
努力しないでダイエット出来る法である?
持病のお陰で救急車の受け入れ先が決まった。
今度は持病が回復へのキーワードになっている。
世の中、明あれば暗あり、だ。






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