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羽柴秀吉 統一選挙さ中に急死

2015-04-14 | 日記
いやあ、オモロイおっさんが世の中にいるもんだ。
そう思ったのが「羽柴秀吉」を名乗り、あちこちの選挙に出馬(15回)しまくった三上誠三だ。
私と同じ65歳
11日、肝硬変で亡くなった。
知事選、市長選、市議選と選挙のたびに、甲冑姿など派手なコスプレで街頭演説をする。
00年2月、大阪府知事選に出馬した当時「好奇心」で名刺交換した。
その時の名刺がこれだ。
表はド派手な金ピカ、裏はこれでもかこれでもか、と字でビッシリ。
とにかく目立ちたい、その一心だけは見て取れた。
眼はギラギラ。
政治家というよりショーバイ人だな、という強烈な印象があった。
手前勝手な推測で申し訳ないが、当選より出馬に満足する風情だった。
本気で当選するつもりだったのか?
未だにわからない。
単なる選挙マニアなのか?
莫大な資産の税金対策だったのか?
落選ばかりの陸奥の選挙マニアの死を、大マスコミが続々と取り上げた。
さぞや、羽柴秀吉殿はご満悦だろう。
泡沫候補3大人物といえば、私の中では彼とドクター中松、マック赤坂。
12日開票された41道府県統一選挙の投票率はワーストの低さだった。
10都市知事選は50%にも届かない47・14%。
41道府県議選が45・05%。
半分以下の人しか投票場に行かなかった。
果たして、それで信任された、といえるのか?
投票率が低ければ低いほど、政権政党が勝つ。
いいことではない。
話はそれた。
そんな大好き統一選挙さ中に本物の羽柴秀吉(62歳没)と同じような齢65で世を去った。
自宅敷地は東京ドーム14個分の18万坪。
城や国会議事堂もどきの建物(1320平米)を建築。
このホテルは10年後の2010年春、2度目の火事で焼失。
03年にも火災している。
相次ぐ火災で焼け太りではないか?と週刊文春などでたたかれた。
01年には強盗に入られて金庫(現金160万円)を奪われた。
4年前に肺がんを公表した三上は、1年半ほど前から肝機能障害で入退院を繰り返していた。
横山やすしも肝硬変
破天荒な人生は、同じようにあっけなかった。
やりたい放題に生きれば肝硬変になるのかな?
我が身は「脂肪肝、気を付けてくださいよ」と係りつけドクター。
やりたい放題には生きられていないから、安心はしている。
◆三上誠三(みかみ・せいぞう)1949年10月11日ー2015年4月11日、肝硬変、享年65.青森・五所川原市生まれ。金木町立金木中→運送業、製材所、出稼ぎ。20歳の70年、ダンプ1台で運送業起業。27歳の76年、県の長者番付に登場。その後、大阪城を模した「小田川城」築城。平等院鳳凰堂や国会議事堂を模した「小田川温泉ホテル 秀吉のやかた」次々建設。ワイドショーなどで取り上げられた。最盛期は観光業など15の企業経営で総資産200億円と自称。結婚は3度。長男と次男、長女は最初の夫人。2人目の妻との間に次女。現夫人は澄子。4人の子供のうち次男の大和(38)は元タレント。
【NEWS抜粋】青森県五所川原市の会社経営、三上誠三(みかみ・せいぞう)氏が11日午後5時40分、肝硬変のため五所川原市内の病院で死去した。65歳。青森県出身。三上氏は、住職に「秀吉の生まれ変わり」といわれたことから「羽柴秀吉」と名乗る。青森県旧金木町(現五所川原市)の町長選をはじめ、東京都知事選や大阪府知事選などにもたびたび立候補。長野県知事選ではヘリコプターで上空から選挙戦での論点となったダム建設予定地を視察するなどユニークな選挙活動を展開した。07年の夕張市長選では当選者と342票差の次点まで迫った。通夜は16日午後6時、葬儀・告別式は17日午前11時から、いずれも五所川原市金木町菅原367の1、金木公民館で。喪主は妻澄子(すみこ)さん。





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