PCにおいてもフォントはなくてはならい存在ですが、その仕組みなどは、ほとんど知りません。それでも、きっと奥が深いんだろうなぁと、以前から興味は持っていました。
そのフォントに関する分野のごく一部分だけとは思うのですが、製品化されるまでの過程を垣間見ることができて、おもしろく番組を視聴しました。
登場したのは、鹿児島県さつま町で小さな会社をやっている、親子三代。
制作しているのは、毛筆フォントです。

フォント制作も、「今の時代は、デジタル技術で自動化されているのだろう。」という私の予測を裏切り、最初の工程は、筆を使っての手作業でした。筆を使って、一文字ずつ書いていく作業です。初めて知りました。
しかも、一つのフォントを完成させるためには、約7,000文字を手書きするそうです。スタイルが統一されていない文字は、当然破棄せざるを得ないから、その破棄する数も膨大になるようです。
つまり、昔ながらの職人技です。
この点、欧文フォントの開発は、おそらくアルファベットの26文字と、記号などを揃えればいいでしょうから、それ比べたら、日本語は数が多くて大変ですよね。
ん?待てよ、そうであれば、中国語になると、もっと大変なのかな?
いずれにしても、なかなかおもしろい番組でした。フォントに興味をお持ちの方は、再放送があればご覧になるとよろしいかと思います。
どのような着想でもって、新たなフォントを創作するのか、この辺になるとネタバレになるので止めておきます。
それでは、また次の記事で
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