「異体字」などです。
会社のPCには、「異体字」の多くが「外字」として作成されて、登録されています。
多くは、その登録外字で対応ができています。けれども、すべてを網羅できているわけではありません。
外字にも登録されていない異体字は、仕方なく、プリントアウト後に手書きして補充しているのが現実です。システム等の保存データには、「●」といった記号を入力しておいて、見て分かるようにしておきます。
今日、会社を離れて私的なWord文書を作成するのに、「ペイント」アプリで外字を作ってみました。ペイントで、JPEG画像として外字を作り、Word文書に貼り付けて補充する方法です。
例えば、「芳子」という名前の「芳」には、異体字もあります。草冠の横棒が離れている「芳」です。
手順は、次のとおりです。
1 ペイントを起動して、「芳」を入力し、消しゴムツールを使って、草冠の真ん中部分を消します。
2 JPEGの画像ファイルとして、いったん、適当な名前を付けて保存します。
3 Word文書を開き、必要な個所に、上記のJPEG外字を挿入します。
4 大きさをドラッグ操作で縮小し、周囲の文字と揃えます。

手間がかかりますが、この方法では、プリントアウト後の手書きでの補充を忘れるといった事態を防止できます。また、JPEG外字を挿入した状態でWord文書の保存ができるので、再利用できるというメリットもあります。
異体字の問題は、事務処理のデジタル化にとって頭の痛い問題ですね。
戸籍のデジタル化では、どのような対応がとられているのでしょうか?
それでは、また次の記事で
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