パソコン悪戦苦闘記録

複雑怪奇なUSB規格表記に関する新ルール

 今や、「USB」は、デジタル機器になくてはならない接続規格です。
 キーボードやマウスはもちろんのこと、USBメモリ、外付けHDDやWebカメラなどなど、ありとあらゆる外付け機器が、USBでPCとつながっています。
 さらに、PCばかりではなく、テレビや録画機など、いろんなデジタル機器にもUSB端子が備わっています。

 そのUSBの規格及び形状は、USB2.0の時代までは単純でよかったのですが、その後、非常に複雑怪奇なものになっていきました。途中で名称変更も行われたために、今では、簡単には理解できないものになっています。
 例えば、「USB3.0」と「USB3.2 GEN1」とは、呼称が違うだけで、全く同一のもの、などといった類です。
 「えっ、それってどうゆうこと?」って、なります。

 ですから、私もこの春、いったんは、USB規格について、一生懸命、頭の中で整理を行いました。
 それによって、一応の理解はしたつもりでおりました。

 USBの規格に関しては、
  こちらの記事をご覧ください。

  こちらの記事もご覧ください。


 上記のリンク先ページのように、自分なりに、頭の中でいったんは整理できたつもりでいました。けれども、しばらくすると、また記憶があいまいになり、混乱して、訳が分からなくなってきました。
 それほどに、USB規格はごちゃごちゃとして、分かりにくいものです。

 そうした状況にあって、
  「これじゃぁ、いかん。」
  「何とかせねば。」
となったんでしょう。

 USBの仕様策定を行う規格化団体が、USBの規格を分かりやすくするため、このたび、規格表記に関する新しいガイドラインロゴを公開しました。
 USBの規格の表記に関する新ルールによって、規格表記は、通信速度スピードを基準としたものに生まれ変わります。





 新しいルールでは、
  USB 5Gbps
  USB 10Gbps
  USB 20Gbps
  USB 40Gbps
といった表記になります。

 ごちゃごちゃと混乱していた規格表記が、これでスッキリして、分かりやすくなる・・・はずです、きっと。 
 ただし、機器メーカーがこのルールに従う義務はないようです。できれば、すべてのデジタル機器において、統一した表記になるよう、希望したいところです。
 この際、一切の混乱をなくしてもらいたいものです。




それでは、また次の記事で
goosyun
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