しかし、
背景画像が単色でない場合、
風景写真のようにごちゃごちゃしている場合、
テキストが背景に紛れてしまって、文字がよく読めないことがあります。特に、背景に明るい色が混じっていると、白い文字列を書き加えても、目立ちませんし、判読できないこともあります。
かといって、毒々しい色の文字列は使いたくないし・・・。
その対処策が、「文字の縁取り」です。「アウトライン」とも言います。
動画にテロップを入れるときは、背景の画面が次々に変化するため、縁取り加工は必須作業のようです。人気YouTube動画を見ると、テロップが背景に埋もれない加工がされています。しかも、背景に紛れていないばかりか、背景画面に絶妙になじんだテロップを配置しており、人気が出る動画チャンネルというのは、やはりそれなりの努力が払われていることが見て取れます。
静止画でも、同じです。白い文字列であっても、例えば黒色の縁取りがされていれば、どんな背景であろうと、はっきり判読できるようになります。
私が、ペイント以外の画像処理ソフトを必要とするようになった最も大きな理由が、この「文字の縁取り」問題でした。
(Photoshop Elements 2.0 で、文字列に縁取りをしました。)
(縁取りがないとこうです。文字が読みづらい。)
ペイントであっても、縁取り加工はできないことはありません。少しの工夫が必要ですが。
大きさの少しだけ異なる2色の文字を重ねる方法です。けれども、やはり面倒。
これに対し、今回、私が導入の Photoshop Elements 2.0 では、この縁取り加工が簡単にできます。しかも、いろいろと手の込んだ縁取りや、気の利いたおしゃれな縁取りだってできます。
方法は、簡単。
テキストレイヤーをラスタライズした上で、
「編集」メニューの中から、
「境界線を描く」
これを選ぶことで、文字の縁取り加工ができます。
最近のバージョンのPhotoshopでは、さらに簡単になってるようです。テキストレイヤーをダブルクリックすると出てくるレイヤースタイルウィンドウで、「境界線」ボタンにチェックマークを付けるだけです。
◆ Photoshop Elements
それでは、また次の記事で。
■■■■ goosyun ■■■■
最近の「画像編集」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事