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映画や音楽について綴るMY SPACE

シャッターアイランド

2011-04-28 14:33:26 | レビュー/感想(映画)
『シャッターアイランド』

2010年  アメリカ映画

サスペンス

配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン

[感想]
登場人物達の会話やしぐさ、細かい部分まで嘘か真実か疑いながら観てしまう。怪しい雰囲気が序盤から漂っていて、何かこの物語には秘密があるとすぐにわかるが、真相まではなかなか予想がつかない。ディカプリオの切羽詰まった演技はインセプションやタイタニックとかで観ているが、この映画も手に汗にぎるストーリーなので観ている側までもハラハラさせる名演技だと思った。嘘と真実の境が集中して観ていないとわかりずらい部分もあるのでラストのどんでん返しにそれほどのインパクトは受けなかったが、サスペンス好きなら楽しめるはず。

★★★☆☆

[スタッフ]
監督:マーティン・スコセッシ
脚本:レータ・カログリディス
原作:デニス・ルヘイン「シャッター・アイランド」(ハヤカワ文庫刊)


[キャスト]
レオナルド・ディカプリオ マーク・ラファロ ベン・キングズレー ミシェル・ウィリアムズ

[ストーリー]
シャッターアイランドは精神疾患のある犯罪者を隔離収容する孤島の刑務所。ここで1人の女性が、謎のメッセージを残して跡形もなく消えた。 連邦保安官テディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は事件を捜査するために新しい相棒チャック(マーク・ラファロ)ととも島にやってくるが、テディがこの島に来たのには他にも理由があった…。

インセプション

2011-04-13 23:15:01 | レビュー/感想(映画)
『インセプション』

2010年  アメリカ映画

サスペンス・アクション・SF

[レビュー]
脚本を手懸けたクリストファーノーランの世界観に圧倒されてしまうね。話の難しさ故に最後まで気を抜けない。常に緊迫感が絶えず予測不可能な展開にどんどん引き込まれていきました。
妻を想う純粋な心が悲劇の発端というのも胸が苦しくなった。
ラストシーンは、頼むから駒止まって!なんて思っちゃいました。
話は難しいけん、想像力を駆り立てる感じがたまんないです。


★★★★☆


[スタッフ]
[監督] クリストファー・ノーラン [製作総指揮] クリス・ブリガム トーマス・タル [製作] クリストファー・ノーラン エマ・トーマス [脚本] クリストファー・ノーラン [撮影] ウォーリー・フィスター [美術] ガイ・ヘンドリックス・ディアス [音楽] ハンス・ジマー

[キャスト]
レオナルド・ディカプリオ
渡辺謙
ジョセフ・ゴードン=レヴィット
マリオン・コティヤール
エレン・ペイジ
トム・ハーディ
キリアン・マーフィー
トム・ベレンジャー
ディリープ・ラオ
マイケル・ケイン

[ストーリー]
他人の頭の中に侵入しアイデアを盗むプロ集団に属するコブはサイトーという男から極めて難易度の高い“インセプション“を依頼される。それは他人の頭の中に侵入し、アイデアを“植え付ける“というもので……

愛という名のもとに

2011-04-12 16:24:28 | レビュー/感想(映画)
『愛という名のもとに』

1992年  日本ドラマ

テレビドラマ

(感想)
映画ではなくて昔フジテレビでやってたドラマです。小さい頃にリアルタイムで見てましたね。
最近なんとなく全部見直してみたんだけん面白かった!
鈴木保奈美は今見ても可愛いっすね!江口洋介も個人的に好きっす。
大学を卒業し社会に出ていった6人の仲間達の話なのですが、すごい共感できる部分が多かった。
昔みたいにいられない仲間達の葛藤や世間の厳しさを体感した苦悩、思い出などが交錯する深い人間ドラマです。
見終わった後、最近会ってない友達に連絡したくなっちゃいましたね。

昔見たドラマをこの年になって見返すのも面白いかもなぁ。

あの時とは違った視点や感情で楽しめそうだ。


★★★★★


(スタッフ)
脚本:野島伸司
プロデュース:大多亮
企画:山田良明
演出:永山耕三、杉山登、中江功
音楽:日向敏文

(キャスト)
鈴木保奈美
唐沢寿明
江口洋介
洞口依子
石橋保
中島宏海
中野英雄
竜雷太
夏川結衣
佐藤オリエ
瀬能あづさ
山本耕史
高畑淳子
岡田秀樹
坂西良太
深津絵里
J
(ストーリー) 
大学のボート部で青春時代を共に過ごした7人の仲間が社会に出て3年後、恩師の葬儀、仲間の一人の自殺未遂をきっかけに再会を果たす。それぞれの理想と現実のギャップに悩み、もがき苦しみながらも、前を向いて生きていこうとする彼らの「答え」はどこにあるのだろうか……。

バッド・ルーテナント

2011-04-11 23:43:01 | レビュー/感想(映画)
『バッド・ルーテナント』

2009年  アメリカ映画

サスペンス

(感想)
自分的にニコラスケイジはいつも優しい男性を演じるイメージがあるんだけん、今回は極悪刑事役ということでかなりイメージ変わりましたね。あんな刑事がいたら最悪だけん、彼女を守る姿など、なんか憎めない一面もあって応援したい気分になってしまいましたね。警察ってどこの国でもギャングやヤクザとはどこかで繋がってるんですかね~?
恐い世の中だ。


★★★☆☆


(キャスト)
ニコラス・ケイジ
エヴァ・メンデス
ヴァル・キルマー
ジェニファー・クーリッジ

(ストーリー)
表向きは英雄だが、裏ではドラッグに溺れてしまい盗みまで働いている悪徳警官のテレンス・マクドノーの顛末を描く。
ハリケーン・カトリーナが過ぎ去ったばかりのニュー・オーリンズ。水没した留置所で囚人を助けた功績からテンレス・マクドノーは警部補に昇進する。しかし彼はドラッグやギャンブルに溺れ、売人からヤクをせしめる「バッド・ルーテナント」だった。そんな彼は、セネガルからの不法移民一家が殺害された事件の陣頭指揮をとることになる。

レイクサイドマーダーケース

2011-04-08 23:09:15 | レビュー/感想(映画)
『レイクサイドマーダーケース』

2004年
日本映画
スリラー/サスペンス
配給:東宝

(感想)
二年前くらいに日本のサスペンス映画を漁りまくってた時に見つけた映画っすね。最近安かったからDVD購入しやした。
ストーリーがすげぇ面白い!キャストも主役級が揃っていて緊迫感が伝わってくる映画。
自分は学歴社会だのお受験戦争だのは興味ないし、自分に子供ができたらもっと伸び伸び育って欲しいと思うけん、この映画はそんな社会の風潮が生んだ悲劇ですね。かなり極端ではあるけど。
結構サスペンス観てて結末が予想できちゃう映画が多い中でこの映画は見事に予想を裏切られた!
窮地に立った人間の残酷さ、恐さなんかも生々しく描かれてて印象に残る映画っすね!

★★★★☆

(スタッフ)
監督 青山真治
製作総指揮 亀山千広 宅間秋史 小岩井宏悦
プロデューサー 仙頭武則
脚色 深沢正樹 青山真治
原作 東野圭吾

(キャスト)
役所広司
薬師丸ひろ子
豊川悦司
柄本明
鶴見辰吾
杉田かおる
黒田福美
眞野裕子
牧野有紗
村田将平
馬場誠


(ストーリー)
名門中学への受験を控え、子供の勉強合宿に湖畔の別荘に集った3組の家族と塾講師。並木俊介は受験に疑問を抱きつつも、別居中の妻・美菜子と娘の舞華のために仲のよい夫婦を演じていた。その晩、何の前触れもなく俊介の愛人・英里子が別荘を訪れる。俊介は英里子と外で落ち合う約束をするが、英里子は現れない。別荘に引き返すと、そこには英里子の死体が横たわっていた。私が殺したの-。美菜子の言葉に愕然とする俊介をよそに、事態はさらに混迷を深めていく。事件の受験への影響を恐れた親たちが死体を湖に沈めようと提案したのだ。