GOODY GOODY MOVIE

映画や音楽について綴るMY SPACE

30デイズナイト

2011-03-30 23:25:26 | レビュー/感想(映画)
『30デイズナイト』

2007年/アメリカ映画
ホラー/R-15

配給:ブロードメディア・スタジオ

(感想)
極寒の地アラスカで30日間太陽が昇らない時期がやってくる。その時期になると他の土地に行く者もいれば町に残る者もいたりと様々。だが今回の30日間は土地を離れた者が幸運だった。その30日間を狙ってヴァンパイアが狩りをしにやってきた。まぁ話の最初はこんな感じかな。この30日間の自然現象を生かした設定は個人的に好きだった!設定?アラスカでは本当に?そこんところは調べてみます。
理由なく人間を狩っていくヴァンパイアの姿は恐ろしいの一言。よくあるゾンビ映画やバイオハザードのように襲われた者はヴァンパイアになってしまうから敵は増える一方。
正に悪夢…。
結末を言うとネタバレしちゃうんだけん、切ないっすね…。
久々のホラー映画はわりと好みだった。
だけどヴァンパイアの素性についてもう少し詳しく描かれてたらもっと面白かったかなと。
どこから現れたのか、何故人を狩るのか、元は人間だったのか、とかね。

評価
★★★☆☆ 3.2


(スタッフ)
サム・ライミ(製作)
デヴィッド・スレイド(監督)
ロバート・G・タバート(製作)
スティーヴ・ナイルズ(原作/脚本)

(キャスト)
ジョシュ・ハートネット
メリッサ・ジョージ
ダニー・ヒューストン
マーク・ブーン・Jr
ベン・フォスター
マーク・レンドール

(ストーリー)
アラスカ州バローは極夜の季節を迎えていた。その初日、保安官夫婦のエバンとステラは住民の飼い犬数十頭が殺されるという事件に遭遇した。さらに停電と電話不通が起こり、エバンが発電所に向かうと管理人は惨殺されていた。一連の事件の犯人はヴァンパイアであり、極夜に乗じて街へ繰り出し人々を襲い、仲間を増やしてゆく。

カミュなんて知らない

2011-03-26 20:51:39 | レビュー/感想(映画)
『カミュなんて知らない』
2005年   日本

(感想)
独特な怪しい雰囲気が終始漂う一風変わった青春映画。大学の映画サークルで映画を撮っている風景が自分が大学の時の学祭を思い出しましたね。
ラストシーンはこれが映画の撮影なのかってくらいリアルに描かれていて本当に殺害しているのではないかと錯覚が起きる。
学生達の恋模様も学生らしくて良いっすね!
少女時代しか知らなかった前田愛の大人の演技も新鮮で良かった。

★★★☆☆


(スタッフ)
[監督]柳町光男
[脚本]柳町光男
[製作]多井久晃/永田弘道/小松崎和子/島田裕之
[撮影]藤澤順一
[音楽]清水靖晃

(キャスト)
[出演]柏原収史/吉川ひなの/前田愛/中泉英雄/黒木メイサ/田口トモロヲ/玉山鉄二/阿部進之介/鈴木淳評/伊嵜充則/金井勇太/本田博太郎


(ストーリー)
大学の文学部の「映画ワークショップ」で実際にあった「高校生による老婆殺人事件」を題材に映画を製作することになった学生たちの群像劇。「人を殺してみたかった」という高校生の心理を「正常」か「異常」かで学生たちが激論を交わす。

恋はデジャ・ブ

2011-03-19 13:04:48 | レビュー/感想(映画)
『恋はデジャ・ブ』

1993年  アメリカ映画

コメディ・ラブロマンス・ドラマ
(感想)
これぞラブコメの王道と言っていい作品!サスペンスやミステリー系、SFでは最近よくある主人公が同じ時間を繰り返してしまうという話なのだが、この映画ではそんなミステリアスな現象をとても面白おかしく描いている。
ヒロインのリタを軽い気持ちで落とそうと試行錯誤する主人公が徐々に本当の恋に落ちていくストーリー展開が素晴らしくて理想的なエンディングになってると思う!
また、恋の行方のみではなく、閉鎖的な主人公が時間を繰り返す中で町の人々と触れ合い、成長していく様子が心温まる作品っすね!
下ネタとかじゃない頭の良いギャグ満載でさらにビルマーレーが主人公ときたら文句なく笑える!
ビルマーレーの、やる気のない顔から平然と放たれるギャグが自分はツボなので楽しめました!
温かい気持ちになりたい、楽に映画を楽しみたいって方にオススメ☆

評価
★★★★★


(スタッフ)
製作総指揮: C.O.エリクソン
製作・監督・脚本: ハロルド・ライミス
製作: トレーバー・アルバート
脚本: ダニー・ルビン
撮影監督: ジョン・ベイリー
音楽: ジョージ・フェントン


(キャスト)
ビル・マーレイ
アンディ・マクダウェル

(ストーリー)
人気気象予報士フィル・コナーズ(ビル・マーレイ)は田舎町であるペンシルベニア州パンクスタウニーにローカル番組のロケで来た。毎年2月2日に、ウッドチャックが自分の影を見て冬眠するかどうかを決定しその結果によって豊作を占うという聖燭節の祭、田舎行事で彼には退屈で耐えられないし、当然身も入らない。嫌々ながら一日を終え、都会への帰途、天候の急変で田舎町に泊まることになった。翌朝、彼を待っていたのは昨日と同じ2月2日だった。パンクスタウニーの町を出ることもできず、幾度自殺しても2月2日の朝に宿のベッドで目覚めるのだった。ループに留め置かれたフィルは、脱出するため試行錯誤し実践して行く・・・

パレード

2011-03-17 15:26:43 | レビュー/感想(映画)
『パレード』

2010年   日本映画
サスペンス・ドラマ

配給:ショウゲート

(感想)
一見平凡な男女4人が同じマンションの一室で暮らす様子を描いている物語。全員が同い年であったり全員が学生であったりすればよくある青春映画だなぁって感じで物語が進んでいくのだろうが、この四人は違う。それぞれがどこか癖があり、物語が進むにつれて一人一人の個性や事情が浮き彫りになってくる。
あまり書くとネタバレしてしまうので詳しくは書きませんが、あらゆるところに伏線がひかれていて最後まで展開が読めない。
実際どこにでもいそうな人物達なのにどこか謎めいた部分がありキャラクター一人一人に自然と惹かれていく。
ふつーの日常を描いているのに、どこか不思議な世界に迷い混んでしまったんじゃないかみたいな錯覚に陥る世界観がありましたね。

あとは、こーいった団体生活に憧れているというのもあって、この4人の共同生活を純粋に楽しそうだなぁとも感じました☆

個人的にキャストも含めて好みの映画だった!

★★★★☆

(スタッフ)
監督・脚本 行定勲
原作 吉田修一

(キャスト)
藤原竜也
香里奈
貫地谷しほり
林遣都
小出恵介


(あらすじ)
「上辺だけの付き合い、それくらいが丁度いい」都内の2LDKマンションに暮らす男女四人の若者達。映画会社勤務の直輝、イラストレーターの未来、フリーターの琴美、大学生の良介。それぞれが不安や焦燥感を抱えながらも、“本当の自分”を装うことで優しく怠惰に続く共同生活。そこに男娼のサトルが加わり、同じ町では連続暴行事件が起こり始める。そして彼らの日常に、小さな波紋が拡がり始める…。

インシテミル 7 日間のデスゲーム

2011-03-08 14:25:28 | レビュー/感想(映画)
『インシテミル 7日間のデスゲーム』

2010年   日本映画
サスペンス・ミステリ-
配給 ワーナー

(感想)
時給11万2千円というあり得ないバイト募集につられた10人の男女が暗鬼館という施設に集まるところから物語がはじまる。謎が多く、ゆっくりと物語が進むかと思いきや、予想と反して展開が早い。あり得ない設定なだけに予測ができないし最後までスリリングっすね。
ただ、暗鬼館が心理実験を行う思惑、陰謀あたりを解明していけたらもっと面白かったかなと。
結局、ほとんどが謎で終わってしまった気がする。
と言いつつもミステリーやサスペンスが好きな人なら楽しめると思います。映画を観る+ゲームをしてるような感覚になりますね!

★★★☆☆

(あらすじ)
時給11万2千円というありえない高額の報酬欲しさに集まった10人の男女を待ち受ける戦慄の心理実験をスリリングに描く。フリーターの青年・1それぞれがワケありで金を必要としている10人の男女。時給11万2千円という破格の高額バイトのために連れてこられたのは、謎の施設“暗鬼館”。彼らが参加する7日にわたる心理学の実験とは、24時間完全監視の下で生活し、事件が起きたら全員で推理し解決するというもの。簡単なバイトかと思われたのだが…。


(スタッフ)
原作者:米澤穂信
監督:中田秀夫

(キャスト)
藤原竜也
綾瀬はるか
石原さとみ
阿部力