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夢を求めて、女の一人旅物語

大好きなところはヨーロッパです。好きな言葉は夢です。ブログは私の心の窓です。

スイス 旅行記 ①

2005年09月18日 01時15分11秒 | 旅行記

スイスは昔から憧れていた、とっても行ってみたい国でした。子供のころから両親がスイス製のオメガの腕時計をしていたせいか、どこの国よりも先にスイスの名前を知っていたような気がします。スイスは全体が公園のようで、絵のように美しいところだと自分なりに想像していました奇麗なところなので、やはり奇麗な季節の夏を選びたいと思い、秋に入る前の夏の終りギリギリに、スイスへ行くことになりました。内心13の数字は避けたかったのに、13日発のツアーは人気添乗員とスイスインターナショナルエアラインズ航空航空という魅力があったので、9/13日出発便日にしました。

1日目:朝10:10発、個人でのチェクインなので、早く行かないと通路側を取れないと思って、朝一番の早いスカイライナに乗ることにしました。朝早く起きたので、成田空港まで寝ようとしても眠れなくて辛かったです集合場所についたときには既に前に何人か並んでいました。私もその後に並んでいたところ、何だか後ろがお酒臭いなぁと思って後ろを見ると、親子の3人家族組の連れがいました。多分お父さんのほうが前日夜に飲んできたのでしょう。添乗員が航空券を渡してくれましたが、今回は初めての人気添乗員なので、どんな顔をしているかなと興味がありました添乗員の目がちょっと腫れた感じか、それとも寝不足か?話を聞くとよさそうな方でした。無事に通路側を取り、再集合も終わって、出国カウンターへ向かいました。あぁまた酒臭いなぁと思ったら、後ろにさっきの3人家族がいました。そろそろ搭乗開始、添乗員が「*さん、*さん、お願いがあるけど…」「ひとつグループの席がバラバラになっているので、席を代わってもらっていいですか?」と言われましたので、「いいよ、通路側ですよね」と聞くと「同じ通路側ですよ」と。席に着いたら、あぁまたさっきの酒の匂いだと思って、よく廻りを見たら、さっきの家族3人グループが私の隣に坐っていました。運が悪いというか、ご縁があるというかどうしょうもありません、この匂いと10何時間か付き合うと思うと、ますます気になりました。時間通り12時間15分かかって、チューリッヒ空港に到着しました。ちょっとびっくりしたのは着陸したら、すぐゲートについた感じでした。空港が小さいせいか、ところが、成田空港のようなところで、飛行機はかなり滑走路を走りますけど。その後乗り継ぎ時間の関係で、下りて走りながら、やっとジュネーブへ向かう飛行機に間に合いました順調にジュネーブのホテルに着いて、まだ日が落ちる前だったので、宿泊ホテルはレマン湖の側でしたが、荷物を整理して、外へ出かけました。レマン湖までそんなに距離がなかったけど、でもあまり人が通らないような道でした。帰りのことが心配だったので、遠くからレマン湖を眺める程度で引き返しました。スイスはヨーロッパではわりと治安がよいそうですが、でもジュネーブは国際大都市なので、いろんな人種が住んでいるらしく、慎重にしたほうがよいと思って、部屋に戻りました。一日が長かったです。お風呂から上がって暑くなりましたエアコンがどこにあるか探し廻っても見当たらなくて、その後、添乗員から「スイスの人達は非常に環境を大切にしていて、ホテルにはほとんどエアコンがついてない」と聞きました。早速眠ろうと思ったら、枕が柔らかく、二重にしても、全然枕になりませんでした。

2日目:今日は最高の天気です時間通り朝食の場所へ行ったら、私ともう一組のご夫婦がいました。食べてるとある女性に声をかけられて、「坐っていいですか?」「どうぞ、どうぞ」と、それがきっかけで話してるうちに彼女の名前も分りました。**から来たそうで、ご主人が**大学の工学部で教授をやってると、なんとなく、彼女の顔にその誇りのようなものを感じました朝食は良くも悪くもなく、普通でした。8:30分ホテルを出発、フランス領土シャモニーのモンブランへ向かいましたスイスは5つの国に囲まれていて、言葉は4ケ国の言葉を使用しています。国土は日本の九州と同じくらい、国土の60%は山地で、半分以上山と湖だそうで、登山鉄道が非常に発達しています、だけどスイス国産の自動車は作っていないそうです。ジュネーブは国際的な大都市だし、人口の20%くらい外国人が住んでいるそうです、そう言えば町にかなり外国人っぽい人が多いような気がしました。2時間近く走るとフランスの通関のところに着きました。通常だと、入国検査があるそうで、日本人のツアーだから、かなり信用があると、運転してくれたバスの運転手もよくここを通るということもあって、ストップなしで無事に通過でき、その内4810mのモンブランが見えてきました。シャモニーに到着後、ロープウェイに乗り継ぎ、展望台へ向かいました。

高度がかなりあるので、高山病になるのではないかとちょっと不安になりました。こんなに高いところは初めてかもしれません、ロープウェイに乗る前に、みんな防寒対策をしっかりしました、私もスイスへ来る前、友人から「9月だし、海抜が高いし、真冬だと思ったほうがいいよ」と言われたから、私も完全武装をしました。展望台に到着したら、通路のところは風が強く、寒かったけど、天気が良かったせいか、展望台のところはぽかぽかして、気持ちがよく、たっぷり時間があって散策できました。真っ白の雪をかぶった山しか見えませんでした。でも穏やかでした、山も雪も雲もすべて穏やかでしたシャモニーの反対側からイタリアへ行けるそうで、ちょっとややこしい感じです。スイスに来てるのに、フランスからモンブランへ行って、間違ってイタリアへ下りてきたら、大笑いになりますよね

午前中はモンブラン観光を終え、下山後、近くのレストランでラクレット(チーズ料理)を食べました。目の前で大きく丸いチーズを半分にして挟み、ナイフで溶けたチーズを取って、しゃがいもやパンにつけて、暖かいチーズは白ワインに合うそうなので、白ワインを頼みましたが美味しかったです。

ちょっとびっくりしたのはトイレに入ると、真っ暗でした。その後添乗員から「スイスの人はすごく節電しているので、使わないとき、電気を消しておくそうです」と。スイス滞在のとき、よく観察してみましたが、確か添乗員に言われた通りでした。感心しました。みんなが守ることに感心しました。昼食後、スイスに戻り、ツェルマットへ向かいましたが、ガソリン車は禁止されていて入れないので、テーシュ駅から電車に乗り換えました。ツェルマット駅から徒歩でツェルマットーオフホテル(古く、一番有名な5つ星ホテル)へ行きました。雲一つなく、マッターホルンがホテルの目の前で迎えてくれましたしかも幸いなことに私は山側(マッターホルン)の部屋になりました。

夕食前にフリータイムがあったので、町のスーパ(COOP)へHAIDAワインを買いに行きました。HAIDAワインは世界で一番海抜の高いところで栽培されたワインだそうです、ここしか買えないと添乗員から聞きました。友達にも買ってあげたかったけど、やはり無理でした。ツェルマットは小さく観光客で賑わっている町だけど、夏休みシーズンが終ったせいか、そんなに混雑もなく、穏やかな町でした。

町の中を歩くと、ワンちゃんがかなり見かけました、しかもどうどうと主人と一緒にレストランに入るに驚きました。駅のチケット売り場でよく見ると、大人、子供料金の一番下にdogの料金がありました。スイス人は犬は自分の家族と一緒にしているそうです、犬は飼う前に、全てしつけをされていて、とっても賢く、礼儀が正しいそうです。国によって、習慣的なものがありますよね。夕食はホテルから10分くらい歩いたところにある4つ星のホテル内のレストランでミートフオンジュ(スイス式しゃぶしゃぶ)を食べました。薄くスライスした牛と鳥のお肉だったと思います。タレの種類がたくさんありました。***から来られたご夫婦と**から来られたご夫婦と5人で丸いデーブルに坐っていました。***から来た奥さんが私に「お名前はなんと言いますか?」と、私が自己紹介すると、彼女は「一人でいいね、いいね、とっても素敵だわ、私の友達と母親もよく一人で旅行していますよ」と。5人でワイワイ話しながら、楽しい食事会でした
3日目:昨夜、添乗員から「もし明日天気がよければ朝日のマッターホルンを見ることが出来るかも」と聞いたので、翌朝7時にベランダに出てみました。、ちょっとすがすがしい風が気持ちがよい朝でした段々目の前のマッターホルンが赤くなり始めました。初めてだから、信じられないような光景が目の前に現われました。ほぼ半分以上真っ赤になりました。早速デジカメと携帯で撮りまくりました。あぁ大満足でした素敵な朝日のマッターホルンを自分の目で確かめることが出来るなんて幸せです

その後、朝食へ行って、わりと広いところで混雑してましたが、食事はまま美味しかったです。8時にホテルを出発、登山電車に乗って、ゴルナーグラート展望台へ向かいました。文句なしに天気がよく日差しが強い一日でした。廻りの山が全部奇麗に見えました。展望台から日本人ガイドさんの案内でハイキング(1時間半ほど)をしました。雄大な山、マッターホルンは雪をかぶっていたのに、ぽかぽか暖かく、ベストを着てると暑いくらいでした。小さい湖(池というか)のところに逆さマッターホルンが綺麗見えました。ちょっと風があると、奇麗に映らないそうです。

ツアーの中の誰かが言っました。「もう来なくてもいいね」これ以上のよい天気はないんじゃないですか私もそう思いました。昼前に解散して午後は自由行動になりました。途中のリッフェル駅の近くのレストランのテラスで目の前にマッターホルンを見ながら、生ビールを飲みながら、配られたおにぎりを食べました。景色は素晴らしく、最高にリラックスした気分でした午後は一回部屋に戻り、休憩してから、町に出ました。ブレスレットがほしかったので、探し廻りました。ローレックス本店でいいものを見付けたので、買いました。ついでに店員のおばさんに地元の人がよく行くイタリア料理店を教えてもらいました。夜はそのイタリアレストランへ行きました。メニューを見たら、日本語メニューがありました。嬉しいというよりがっかりしました折角自立(苦笑)しようと思ったのに、二人のおじさんがカウンターの中にいて、お客さんたちは地元の人ばかりでした。イタリア料理店より地元の居酒屋のようなところでした。町にはホテルが多く、単なるレストランは少ないようで、ホテル内のレストレンで食べることが多いようです。スイスの物価も高く、本当に日本と変わりないと聞いたので、納得しました。でもスーパーで果物を買ったりしましたけど、やはり日本より安かったと思います。特に私が大好きなネクタリンが美味しかったです。満足した一日でした
4日目:今日は世界で一番のろい氷河特急に乗ってグリデルウァルドへ向かいました列車はパノラマになって、よい天気に恵まれていて、素晴らしい景色、楽しい電車の旅でした。(約3時間くらい)

昼食後、グリンデルウェルトへ向かい、ドライブです。夏に水害があって、しばらく通行止めになっていたのが、本日開通したばかりグリムゼル峠を通って、トーテン湖(死の湖とも呼ばれている)にて写真タイムをくれました。名前を覚えられないくらいたくさん湖を通ったけど、想像したより水が汚いというか濁っていました。

湖の廻りに緑がまったくなかったし、ちょっと驚きました。グリデウァルドに到着したら、夕方のせいか、天気が段々暗くなってきたのか、曇ってきたのか、よく分かりませんでした。免税店に寄って、ホテルに入りました。こちらも5つ星ホテルだけど、スイスの5つ星ホテルは豪華ではなく、わりと可愛らしい。夕食前にホテルのテラスに出てみましたら、今にも小雨が降りそうな信じられない天気になってしまいました最後の一日なのに、もってくれるよね、みんな天気のことが気になっていました。夕食はホテルの中のレストランで食べました

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