駒沢公園の早朝散歩で楽しみにしているのは、動植物のさまざまな静態です。中でも最近は公園を象徴するタワー池のカルガモの親子です。20日の日に見かけたときは4羽の子供が親ガモの後を追いかけていたのですが、昨日・今日と見ると一羽しかいません。周りの見物者もあれーーといった感じで、可哀相にカラスにでもやられたのかねーーと残念がっていました。よく見ると池の中を一周して母親と思しき親ガモが先導して泳いで、えさをついばんでいるのですが、その後を父親と思しきガモが周囲を警戒しながら泳いでいます。ほかの鴨が近寄ると激しく羽ばたき威嚇しているようです。池にはコガモの5倍近い段差があり、親はひょいと縁石に上って羽づくろいして、コガモは下でうろうろ、登っていくことができないのですね。20分くらい見ていたのですが危険が近づくとさっとコガモのいる水面に降りて、安全な場所に誘導しています。それにしても4羽が1羽になり寂しげです。そろそろカモたちは北国に帰る頃で、ほかの成鳥は飛躍の準備万端ですが、このコガモは何時になったら飛べるのでしょうか。心配です。無事成長して飛べることを楽しみにしています。
この渡り板が池の中央にあり、ここから上り下りしています。
この渡り板が池の中央にあり、ここから上り下りしています。