まこいりえの写真記録

四季折々に撮影した写真を日記風に知人に紹介する。

11月も終わりに

2009-11-29 21:48:12 | Weblog
目黒美術館「炭鉱展」のカタログから展示作品の一部をスキャンしました。

千田梅次「女抗夫」粗末な板版に刻んだ版画はすばらしい質感を出している。

山本作武衛「サキヤマ・アトヤマ」昔の炭鉱風俗を画がく。

これは写真を参考に。

倉持吉之助「保安」、保安の縦棒が折れている箇所あり。

池田龍雄「抗口」坑内からあがった開放感を描く。
<img src="https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/b1/600d02679252388728bf8a24d9f40c08.jpg">

本橋成一「坑道」坑内に入るさまを写す。

この写真は重複撮影で、スポットライトをもって歩いた箇所が点となっている。ゼラチンシルバープリントとか。

庄田明「小ヤマの先ヤマ」真っ黒なかをが印象的
写真にはいろいろありますが、土門拳の筑豊の子供らの悲惨を写したものが、筑豊のイメージを暗くしたとの現地サイドの見方もあり、その点本橋成一の日常生活を写した物に共感を呼んでいるとも言われています。本橋さんは東中野ポレポレのオーナー。それにしても写真の報道能力は高いと思いました。

連休です。

2009-11-21 14:55:50 | Weblog
このところぐずついた天気が続いていましたが、今日土曜日は快晴です。近所の街路樹がカットされ残った葉がきれいに色づいていました。



ややランダムな表示ですが、もう冬で秋の名残といったところでしょうか。
昨夜はテレビで太田総理に聞くという番組でしたでしょうか、坂東英二が「公共投資を復活して低迷する景気の底上げを計ろう」とといかけ、結果は反対票が上回りましたが、どうも民主党の政策に対する不安・不満が高まっているようです。70対30で民主党政権を国民は選んだわけですが、どうも昨今の状況を見ていると、ちっとも生活観がよくならない、先行き不安が進んでいるようです。デフレ宣言といい、日米関係といい、選挙用マニュフェストが景気を押し上げていない実態などなど・・・。民主の女性議員が公共イコール建設業癒着との短絡的な発言をしていましたがどんなものでしょうか。ユニクロの低価格戦略に行列ができているようですが、他同業者をぶっ潰すだけでは、鳩山さんの「友愛」も泣いているのでは?

天皇陛下ご在位20年

2009-11-12 19:27:20 | Weblog
今日11月12日は天皇陛下ご在位20年の記念行事が各地で行われました。皇居目では朝早くから式典の準備や記帳のための行列ができていました。これらの関連事項はテレビで逐一放映されていましたので、よくご存知のことと思います。小生は偶然歯の治療日にあたっていましたので、都合よく皇居広場前に設けられた記帳所で記帳してきました。報道によると約1万名の方が訪れたとのことで、その中の一人という訳です。その際パンフレットをいただいてきましたので、今後の宮内庁関連の行事をご紹介します。NHKによると68%の方が天皇陛下を身近に感じ象徴としての役割に満足し、ほぼ85%の方が支持している結果が出ているとのこと、その報道ぶりもうなずけるところでしょうか。

まずは11月3日まで開催されていた皇室の名宝「永徳・若冲から大観・松園まで」のパンフレットです。すばらしい日本画の集大成が展示されていました。

次は12日から29日まで開催される「正倉院宝物と書・絵巻の名品」です。これも東京国立博物館・平成館で開催されます。

これが本日記帳受付で頂戴した政府情報誌「cabiネット11月号」の表紙です。

このような福祉施設でのご訪問の様子が取り上げられています。ひざをついてのお声カケは両陛下がお初めになった国民目線の行幸啓です。

宮内庁ご即位20年記念特別展ご案内パンフレットです。11がつ14日から23日まで皇居東御苑で無料で開催されるものです。装束や御料車などが華麗に展示されます。めったに見られないものですのでご興味のある方はぜひ。大手門から入られ東御苑を一周されてみては。




目黒美術館ご案内

2009-11-09 11:25:15 | Weblog
当目黒美術館では11月4日から12月27日まで「文化資源としての炭鉱」展を開催しています。1部はヤマの美術・写真・グラフィックス、2部は川俣正による「コールマインプロジェクト、筑豊・空知・ルールでの展開」炭鉱住宅地域の再現をクラフトを使って製作しています。
炭鉱はかって「黒いダイヤ」ともてはやされ、経済繁栄の一翼を担っていました、いまやエネルギー革命に乗り切れず衰退の一途となっています。そのいわゆる「ヤマ」での地道な生活を第1部ではリアルに表現しています。山本作兵衛描く炭鉱生活の詳細な記録画は歴史資料としての価値もあるようです。三菱・三井・麻生・貝島などの鉱夫の住宅状況比較は炭鉱主の性格を端的に現しているようです。そして筑豊のヤマ堀の実情やお仕置き、夫婦での石炭堀の状況など見れば見るほど興味深いものがあります。写真では土門拳の筑豊の子供たちや、荻原義弘・奈良原一高の軍艦島、絵画では倉持吉之助の夕張地区俯瞰図や千田梅二の女鉱夫、ブロンズで佐藤忠良の母子像などなど、見飽きません。いずれも労働者の視点からみた芸術作品です。
この紙面ではかって存在した炭鉱文化歴史の再現を圧倒的な迫力で表現した作品の紹介は不可能ですので、ご興味のある方は800円お支払いの上ご鑑賞ください。
 
 

今日は立冬

2009-11-07 10:40:14 | Weblog
暦によると今日立冬から立春までが冬の季節とか。いよいよ冬将軍到来の季節になったのですね。どうも朝晩が寒く感じると思いました。秋の終わりの季節を感じてもらえればと思いオブジェ的な写真をお送りします。
 
1、カリンの苗木
 このカリンの苗木は由緒あるもので、戦争前皇居奥御殿近くに植えられていたカ リンの3代目にあたるそうです。皇居の親木のカリンは先の戦災で焼失、その実 から育った2代目が数本ほかで成育し、その2代目からの苗木が今回の苗木とい うことです。なかなか貴重ですので育成に失敗したら申し訳ないと思いつつ手元 にお預かりしました。

 
2、近所の公園で拾った落ち葉から創作してみました。美しい色が出ていると思います。丸い実はプラタナスの実です。

3、一寸ファンタジックにムードを演出してみました。海をバックにシーサイドで の昼のひと時です。

皇室の名宝展を見て

2009-11-04 19:29:03 | Weblog
東博平成館で開かれている皇室の名宝展1期を見てきました。永徳、若冲から大観、松園までが3日まで開催されていました。特に若冲の動植彩絵30幅は圧巻でした。永徳・常信の唐獅子図屏風も見ごたえがありました。いずれの展示も評判がよろしいので会期終了前1日にあわてて見に行ってきたものです。10時頃に平成館に行ったのですが結構込んでいて20分待ちでの入館でした。11時過ぎに帰る頃は10分待ちくらいになっていました。どうやら駐車場の関係のようで、駐車場は満杯で結構列を作っていました。なにやら混雑の法則が見えてきたようでした。
第2期は、正倉院宝物と書・絵巻の名品で11・12から29まで開かれます。興味のある方はどうぞ。

この辺が最後尾で入館まで20分待ちと出ていました。

桜葉は効用も終わりに近づいていました。長慶館をバックに。

東博本館まえのプラタナス、茶けていました。

11月に入りました

2009-11-01 19:34:12 | Weblog
駒沢公園の日曜日の朝です。ケヤキ並木も色付き日の光を受けて美しく輝きます。

今年も後残すところ2ヶ月となりました。私の健康も通常通り、手術の後遺症の屈伸時の痛みとは今しばらくお付き合いしなければならないようですが。運転をしていても脇腹のドレンを抜いた後が、振動やひねりの具合で猛烈に痛みが襲ってくるのは困ります。なにせ時として激痛で運転ができなくなり痛みが去るまで運転中止を余儀なくされるのです。この5日からは美術館の仕事が始まりますので、なんとか間に合わせなければとリハビリに励んでいます。
ところでリハビリは駒沢公園をウォーキング一周2・5キロ、天候のよい日は毎朝歩いています。あまり早く歩けませんので、まあよく抜かれること、あせりたくなります。そんな中秋を感じましたのでお届けいたします。

オブジェみたいです。

ペットボトルをわき道においてランニング

体育館前ではちびっ子剣士が入念な試合前の練習に励んでいました。

この公園は犬連れが多いのです。しつけは十分にして欲しいものですね。