中国、アメリカとの「どんなタイプの戦争」も用意できていると
外務省報道官は、「フェンタニルの問題は、中国からの輸入品に対するアメリカの関税引き上げの薄っぺらな口実だ」、「私たちが威嚇(いかく)におびえることはない。いじめは私たちに効かない。圧力をかけたり、強制したり、脅したりするのは、中国との正しい対処法ではない」とした。
米中関係はいつも、世界で最も対立的なものの一つとなっている。Xへのこの投稿は、広く拡散され、中国がアメリカにとって最大の外交・経済的脅威だという主張の証拠として、トランプ政権の対中タカ派に利用されるかもしれない。
中国政府関係者らは、トランプ氏が就任式に習氏を招待した際、米中関係が友好的なスタートを切れるのではないかと期待した。トランプ氏も政権2期目が始まる数日前に、両首脳が「素晴らしい電話協議」をしたと述べていた。
両首脳は先月も、電話協議が予定されていると報じられた。だがそれは実現しなかった。
習氏はすでに、中国の長引く消費低迷、不動産危機、失業問題と闘ってきた。
中国は低迷する自国経済に何十億ドルもの資金を投入することを約束し、指導者らは全人代に数千人の代表団が出席するなか、この計画を発表した。全人代は、すでに密室で決められたことに同意するだけの会議と言われている。
中国の国防予算は2450億ドルで世界2位だが、アメリカよりはるかに少ない。ストックホルム国際平和研究所によると、中国の国防費の国内総生産(GDP)比は1.6%で、アメリカやロシアよりはるかに少ない。
ただアナリストらは、中国が国防費を実態より少なく発表していると考えている。
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