ビフィズス菌とアルギニンの併用投与がマウスの認知的柔軟性を向上させることを発見
―加齢に伴う認知機能の低下防止や認知症予防の新たな可能性―
協同乳業株式会社
≪本研究のポイント≫
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変化する環境に適応する能力である「認知的柔軟性」は人間の加齢とともに低下し、認知症初期に機能障害を生じることが知られている。協同乳業株式会社と学校法人早稲田大学は、認知的柔軟性を向上させる食品成分の研究を共同で進めている。
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タッチスクリーン装置を用いた認知的柔軟性の評価系を新たに確立した。これにより世界で初めて、認知的柔軟性の解析を腸内細菌叢の実験において実現した。
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腸管内でポリアミンを産生するビフィズス菌(Bifidobacterium animalis subsp. lactis LKM512)とアルギニンの併用投与で、認知的柔軟性が向上した。
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