映画を見てきた
北アイルランド、ベルファストの男子小学校で実施されている哲学の授業を2年間にわたって記録したドキュメンタリーだ。
分断された社会を潜在的に治療するために この映画はいいと思う
北アイルランド紛争によりプロテスタントとカトリックの対立が繰り返されてきたベルファストの街には、現在も「平和の壁」と呼ばれる分離壁が存在する。
労働者階級の住宅街に闘争の傷跡が残るアードイン地区のホーリークロス男子小学校では「哲学」を学ぶ
「どんな意見にも価値がある」と話すケビン・マカリービー校長
子どもたちは異なる立場の意見に耳を傾けながら自らの思考を整理し、言葉にしていく。
でも生徒が言うんだ やられたらやり返せって父親に教わったって!
宗教的、政治的対立の記憶と分断が残るこの街で、哲学的思考と対話による問題解決を探る
これは、学校だけのことじゃないんだ!
皆がこうしていれば、
戦争は起きないのでは…?
日常を上手く渡り歩く鍵が、
この映画にはあると思う