昨日は、市が実施する中心市街地空店舗改修補助金のプレゼン審査会でした。
私は審査員5名のうちの1人なのです。
プレゼンは、資料も発表も質疑応答も特に問題ありませんでした。
廃れつつある商店街の一角でゲストハウスを始める計画。
本人は近くの別の商店街で飲食店かつコミュニティハウスを経営している。
独特の雰囲気と発想で地域内外の人を巻き込み魅了する、まだ三十代になったばかりくらいの若者。
このすぐに懐古主義に陥りがちな地域に、新しい風を吹きんでくれている。
審査結果は、不合格…
審査員ひとり100点(10点×10項目)なので、総計500点満点で350点以上なら合格となるのですが、
集計結果は340点。
事後に審査員のうち4名(商工会議所、商工会、銀行、信金)が集まり話したところ、その4名だけで300点ほど。
残る1人が40点しか付けていない計算になります。
審査員ひとり平均70点で合格になる。4人は平均75点つけてるところを、その1人だけが40点…。
いったいプレゼンの何を聞いていたのか…
申請者に恨みでもあるのか…
その残る1人は、よりによって市役所の次長。しかも、その補助金を主管してる部署の次長。
担当してる市の職員も困惑していました。
「この点数は、通す気がないってことですよね…」
いったい、何を求めてなんだろう…