おはようございます。
今日はちょっと、長くなります。
休み休み、読んでください。休み休み、書いてますから。
今朝はいつもより少し眠いです。
それというのも、
昨夜、映画を観ちゃったので。
ダメですね、ずっと9時に寝る習慣だと、
正直、11時まで起きてるのは、きつい。
深夜ですよ! 11時なんてもう深夜!
最近のテレビは再放送、または再編集のものが増えましたね。
タレントだけテレ出演で、
映像は以前のものを使ったり。
手抜きだなんて思いませんよ。むしろよくやってる、頑張ってる。
何とか、この状況で、面白い番組を作ろうとして、制作陣は工夫をしている。
そんな風に思って観てますよ。
がんばれ!テレビ制作陣!
でね、
久々に昨日、映画を見たんです。
綾瀬はるかさん、カワイイ……。
坂口健太郎さんは、以前勤めていた飲食店にご来店くださったことがあって、
まあ、顔が小っちゃい!! 色が白い!! 足が長い!!
ずっとニコニコされてて、とてもさわやか青年でした。
でね、
普段はドラマも映画もほとんど見ない(9時に寝てたらそりゃ観れませんわな……)
そんな私がなぜ昨日は観たかと言うと、
実は最近少し気になっている出来事がありまして……。
いえいえ、トラックの車検なんかどうでもいいんです。
あんなの会社の事ですから……。
私が気になる事といえば、ライオンズの事か、息子の事ぐらいなんですが……。
その息子が最近、『フォートナイト』というゲームにはまってまして、
まあ毎日、友達とワイワイと楽しげにやってますよ。
友達と?? 密です!
いえ、それが違うんですよ。知ってました?
今のゲームはオンラインで結ばれてて、それぞれに家にいて、
友達と会話しながら同じゲームが出来るんですよ!
なにそれ?! 近未来やん! 近未来小説やん!
私の子供の頃は、いいとこ、マリオか、ドンキーコングぐらいで……。
それもゲームセンターでさ、うちは小遣いなかったから私はそれもままならず、
友達がやってるのを後ろで見ているという惨めな思い出だけが蘇ります。
でね、
その『フォートナイト』をやりながら、息子が、
「やった!ゴキルだ!」とか「ヘッショ決めた!」とか、
訳の分からない言葉を連発してるんですね。それも嬉しそうに。
私はそれにどんな意味があるのか訊いてみて、ちょっとびっくりしました。
『ゴキル』とは、『5-kill』の意味で、五人殺した、という事らしいです。
じゃあ、『ヘッショ』は? と訊くと、
『head shot』
つまり、頭に当てた、頭を撃って一発で殺した、
と言う意味らしいんです。
ん~……。
古い奴だとお思いでしょうが、どうにもね……。
昔から言われている事ですし、今更ね……。
特にゲームやってない私が言うにはね……。
本人はわかってるよ、っていうんですが、
ずっとやってるとね、どうなんだろう。
こればっかりやってると、きっと私も、
殺し合いがゲームのように思えてきそう。そう、いわゆる『のめり込む』ってやつですね。
この、のめり込むって、実は危険だと思うんです。ゲームじゃなくても、なんでも。
共通して言えるのは、思考や判断基準の視野が、極端に偏向して狭くなる。
ゲームだからって割り切っていられるのは、のめり込む前までの話。
『~バカ』と言われる人はみんなそうだと思います。社会的な評価は別としてね。
藤岡弘。さん然り。イチローさん然り。 変な人ですもんね、もちろん、いい意味で……。
そして最近、
そのゲームのアイテムがどうしても欲しい!だからお金が使いたい! って
言い出したんです。
これはいかん! 課金システムに取り込まれようとしている!!
何かに気をそらせないと、すでに視野狭窄が起きている!!
去年までなら野球があった。でも今はない。プロ野球も少年野球も、
だからとりあえず、と。
いかにも感動しそうな、暖かい、ちょっと可笑しくて切ないストーリーっぽい映画を
ちょうどやってたので、息子と観ることにしたんです。
途中で飽きちゃうかな、寝ちゃうかな、と思ってたんですが、先が気になる! って言いながら、
結局最後まで観てました。
夜更かしも、非日常で楽しかったってのもあるのかもしれませんが、
彼はちゃんとストーリーに引き込まれている様子でした。
ジッと観てました。かわいい顔で、ジッと観てましたね。
六年生という年齢がまた、ああいう純粋な恋愛感情とか、
いったいどう感じ取ったのか、それは本人しかわかりません。
夢のような人生、人生のような夢。
自粛自粛で彼は今、バーチャルな世界に押し込められて生活しているんですね。
その中で、映画を観る、親父と観る、夜更かしして観る、という妙な現実が、
今後の彼にどういう記憶としてインプットされるのか。
私は父親との折り合いが悪くて、葬式の時も転寝してしまうぐらいで、
別段悲しくもなく、思い出す事もあまりなかったんですが、
ただ、夜更かしをして一緒に映画を観た記憶だけは、はっきりと思いだせるんです。
スピルバーグ監督の『激突』でしたね。
二時間近く、何も会話せずにただ一緒にいたのは、おそらくその時だけだと思うんです。
その時の親父がね、今思い出せる中で一番好きでしたね。
口を開くとねちっこい嫌味ばかり言う人でしたから。すぐ殴る人でしたし。
だから、今後、息子がどういう風に、この事を扱ってくれるのか。
人間は目の前にいなくても、人間だし、生きているし、自分もまたそうだという、
わかりにくくても、当然な事が、
触れられない真実とというモノが確かにあるという事が、
きっとよく作用してくれる事を、 親父は願うわけですわ。
さて今日は、何KILL出来るか?
でもほどほどにな、最愛の息子よ。