gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

憑依ね~

2019年08月26日 18時10分32秒 | 日記
人の霊はモチロン、犬や猫、狐や狸、蛇や蛸、魚に至るまで霊障の話はどこにでもあったりする。
本当なのだろうか?

憑依については、俺の経験上ままあると言える。
事実、俺達自信も自分の肉体に憑依していると考えられない事もないだろう。

加持祈祷を生業(なりわい)としている以上、憑依とは絶対的に遭遇する。
しかし、それが依頼人の生活に著しい障害を与えているものばかりとは限らない。

逆の言い方をしてみよう。
祈祷依頼があって霊視を行うとする。
先祖の霊など有縁の者、事件・事故・自殺など変死と言われる者の霊。
これが依頼人に憑いている事は非常に多いのである。
そして、ペットであった犬猫などの動物霊が憑いていると言う事もある。
俺などは不動明王と言う仏様が憑いていると考えている。
つまり誰でも、ほぼ100%の確率で何かの霊が憑いているのだ。

問題はそれがあなたに「どのような悪さをしているか?」と言う事。
単に憑依しているだけなら、生活に大きな支障は出てこない。
現実に、行者と呼ばれる者達は体のあちこちにそんな霊を抱えている。
多少重かったり、鬱陶しかったりはするが生活して行く事に大きな支障はない。

行者と言う生きものは特殊な者と考えれば、論外ではあるが、
ごく一般的な人にも、憑依の例は多くあると言う事を理解して欲しい。


養鶏や養豚などの畜産業者や漁師なども殺生を日常的に行っている。
海洋生物でも知能の高い、クジラやイルカを食用に捕獲してもいる。
動物が霊障をもたらすなら、こいつらも魂があるんではないだろうか?
霊長類と呼ばれる猿などは、進化の過程から言えばもっと人間に近い。
ならば、そいつらの憑依や霊障も多くあって当然と俺は考える。

だが、そんな話はとんと聞いた事がない。
捕鯨やイルカ漁を邪魔する外国の団体などの妨害はあるが、それは祟りや霊障とは言えないよね。
猿害は生きている猿による被害であって、霊障ではないしその例もない。


精神疾患の多くは現代科学(医学)で解明されている。
昔々は原因不明で祟りや障りとして考えられていたものも、
病気として説明が出来るのだ。

加持祈祷師として、霊障の最前線に俺は居ると思っている。
その俺が疑問に思うのが、動物霊の憑依・祟りによる精神疾患だ。
原因が憑依にあるなら、祈祷により完治する事が絶対条件ではないか?
しつこい憑依は難しい面はあるが、全てが除霊不可能とは俺は考えない。

日々進化している最新医療で難病が完治する例も増えている。
千年以上の歴史を持つ加持祈祷で霊障が納まらないとは俺には考えられない。
除霊を行っても病が完治しないのは、原因が憑依ではないからだ。

ドクターの診立てにも「誤診」はあるものだ。
そんな時は皆さん、
セカンド・オピニオンとかサード・オピニオンを受けるんじゃないかな?

俺たちの視立てにも「誤診」はある。
自分の観た(霊視した)モノを俺自身半分以上疑っている。
霊視のメカニズム自体が俺にはどうなっているのかわからない。
現代の科学では説明できない事象である事は皆さんもご存じの通りだね。

だが、視える事・わかる事も事実である。
偶然の一致と言えないくらいの確率で様々な事が一致する。
だからと言って、視えるモノ感じるモノの全てが事実とは言えない。
行者の思い込み・先入観はあって当然と理解して欲しい。


憑依は実際にこの世の中にあるものだ。
でもね、病気や人間関係・個人の運・不運の多くが霊障に依るものではない。
因果応報と言う言葉があるが、
あなたの長い人間生活により発生した、垢のようなものが原因とは考えられないだろうか?

病気の多くはストレスなど日常的な問題の堆積により引き起こされる。
それを解消するにはそれなりの時間がかかると俺は思う。
加持祈祷で治せない事は無いが、憑依や祟りほど簡単ではない。

日常生活の歪によるものと霊障、
どちらも加持祈祷の対象にはなるが、効果の出方には大きな違いがある事を理解して欲しい。
病の原因が霊障だけなら霊能者・行者に依頼すれば完治する。
だが、そうでない場合は最先端の医療による治療も用いるべきではないだろうか?

動物霊の憑依や祟りが病の根本的な原因。
そう決めるのはかなり危険な事ではないだろうか?
少なくとも加持祈祷で早期に治癒しないものについては、
疑問を投げかけても良いと俺は考える。


話が長くなって申し訳ない。
結論を書こう。

憑依に合理的な説明は難しいが、
少なくともあなたが納得できるような解説はして貰おう。
加持祈祷師には、その説明責任はあると俺は思っている。
説明できない場合、疑う事もOKではないかな?


憑依はホントにあるんだけどね。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。