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加持祈祷の種類?

2019年08月26日 16時59分42秒 | 日記
加持祈祷には秘密修法と言うモノがあるが、それを列記してみよう。
全く参考にはならないと思うので、読み飛ばして頂ければ結構である。

文殊菩薩大智慧成就法
知恵の菩薩である事から、大智慧を求める『求智』に修する事が多い。
『五字文殊法』が一般的。
『一字文殊法』は安産祈願、「虐疾」(マラリア)平癒。
『六字文殊法』滅罪に用いる。
『八字文殊法』は天変鎮宅と言うから、地震等にも効果があるのかもしれない。

虚空蔵求聞持法
福を得る事、智慧を得る事、名聞(名声を得る)などの本尊とされる。
が、虚空無限なる智慧の仏である事から、その智慧を得るために多くは信仰される。
この仏に一心に念じれば、不浄の女人も男身に転ずる事が叶うと言う。
男尊女卑の古代インドの発想と考えられる。
平成のニューハーフに利益はあるのだろうか?
『求聞持法』と言われる大智慧を得、覚えた事を忘れる事がないと言われる修法は、
虚空蔵の真言を、五十万遍から百万遍唱える事とされている。
真言密教の祖、空海も若い頃行ったとされる。

大黒天千座法
戦勝を祈る本尊であったのは、現代人には意外である。
普通には福徳を求める本尊であろう。
出雲のオオクニヌシと習合してしまい、メタボの袋担ぎのおっさん姿が多いが、
密教の本尊は実はもっとオドロオドロシイ『三面大黒天』だったりする。
ご利益も大きいが、祟りも激しいあの陀枳尼天を叱り飛ばす物凄さである。
大日如来の化身とも言われるから、それもアリなのかもしれない。
『千座秘密法』は福徳自在、この上なき幸運を得る事を成すと言う。

毘沙門天成就法
四天王の一尊で北方の守護を担当する。
釈尊の言葉を誰よりも多く聞いた事から、多聞天と呼ばれる。
サンスクリット訛の名称が『毘沙門天』である。
独尊として祀られる時は、毘沙門天と呼ばれる事が多い。
福神であるが、甲冑をまとう事からも分かるように、戦いの神でもある。
しかし、現代では福徳を得る事を祈るのが常だろう。
降伏・穏行飛行・求食法・旅行安全・祈雨法などもある。

弁財天妙音成就法
毘沙門天と同様、七福神の構成要因だったりするが、
異形のおっさんたちに混じり、美貌の女神として存在する。
紅一点と言うより、匂い立つ美の象徴と言える。
我々は美しいものを見ると幸福に感じるものである。
琵琶を持つ事から芸事や音楽に関するご利益を感じる。
が、管鍼を考案した鍼師、杉山和一が願掛けした事は有名である。
かなりぶきっちょだったらしいから、弁財天の芸事(?)へのご利益は偉大と思う。
密教の修法は八臂のものを本尊とする事が多いようだ。
福徳へのご利益は大きいだろう。

聖天神変自在法
歓喜天、もしくは『ビナヤカ(毘那夜迦)』と呼ばれる。
像頭(体は人)の二体が抱き合った形だが、ほとんどが秘仏。
一方はインドのガネーシャで、もう一方が観音菩薩と言われる。
夫婦和合・福徳・敬愛等のご利益は大きい。
が、しかしこの尊、めっちゃくちゃに気が荒い。
七代の福を集める力があるのだが、怒ると祟りも激しいと言われる。
七代祟る可能性が無いとは言えないね。

(yahooブログより転記)

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