あきら写真集「大人の絵本」

身じかな花鳥や昆虫、自然、風景の写真集。
誰にでも共感していただける、大人の絵本を目指しています。

続編、雑草の唄。

2009-03-29 14:11:14 | 
公園や、道ばたの半日陰、それも人手の入らないような場所に勝手に咲いています。当家の庭にはいつ頃から生えるようになったか、記憶がありませんが、零れた種があちこちに芽を出す年もあれば、ほんの二三本の時もあり、結構気ままで、かつ気むずかしい雑草です。何しろ花ガ小さいのと、咲く場所が日陰の木下で、カメラが入りにくく、上手く撮れたことがありません。
花屋の店頭で見る、デルホニュウムそっくりのかたちをしていますが、色が薄く、ほとんど目立たないので、寂しい存在で春を過ごすのであります。

フランス生まれ?

2009-03-28 15:27:13 | 
ご存じベゴニア、正式の名前は、センパフローレンス、一重咲き。
日本国中何処でもみられる可憐な花、公園にはたくさん植えられているのは、安価で丈夫だから、などと言う人もいますが、少し可哀想、健気に、夏はおろか厳冬でも、葉が霜焼けで変色しながらも、ちっちゃな笑顔を絶やさずに、頑張っています。
然し、あまりにも見慣れた情景なので、足を止めて眺めるのは、お年寄りでも少ない、ましてや、顔を近付けて見る人などは皆無、にたっと笑ったりすると、変人扱いをされて、110番通報される恐れもリ、近所に幼稚園などがあれば、確率は可なり高いと思われるのであります。

ロジョ

2009-03-27 12:04:53 | 
ラテン系の言葉で<赤>、多分、ラテン系移民の多い、南米の産出花と思いますが、何とも味気ない命名でしょう。シンプルと言えば確かにすっきりしていますが、日本人なら、xxx緋花、とかイメージ豊かな名前をつけるに違いない、国民性の相違でこれもまた良し、としましょう。
ラテン系の人達はあかるくこせこせしない、とか、見習うことも多いと思います。

紅葉は二月の花より紅なり。

2009-03-25 13:25:04 | その他
紅葉をコウヨウと読めば言わずもがな、秋の風情、モミジと読めば、この新芽の色、と、ダジャレてみましたが、 今更ながら、カメラを覗いて見て、その美しい色に見とれてしまいました。
植物の新芽が赤いのは、強い紫外線から身を守る為、と聞いたことがあります。然し、緑色との調和が絶妙で、天才画家も脱帽。この写真を撮ってから、あたりの木々を改めて見ましたら、梅、木犀、楓、木斛、などなど、ほとんどの新萌えが、赤系統の色に染まっているのに気がつきました。
ちなみに、原文は、<霜葉は二月の花より紅なり>二月の花は桃の花、と言われております。

滞在外国人。

2009-03-24 12:31:02 | 
残念ながら日本古来種のジュウニヒトエは管理が悪く、消え去りました。この種の山草は夏の暑さに弱く、秋まで何とか持ちこたえたら、挿し芽をして越冬させるのですが、肝心の秋口の天候とのタイミングガ合わず、更に、家庭の事情で、観察ガ行き届かず、予備の鉢まで見事に無に帰しました。また、そのうちに道ばたででも発見するチャンスがあれば、一芽いただいて
復活させようと思います。
写真は外来種、花の色も濃く、全体的に油ぎった感じがしますが、庭先などに植えた物は見栄えガ良いのでは...。
言い忘れましたが、同じ仲間の<キラン草>は元気に増えて、花を持ちました。

訪問者。

2009-03-23 15:40:05 | 野鳥
ご存じヒヨドリ、最近カラスがめっきりすくなくなりましたが、ほかの野鳥も少なくなりました。当家の庭に現れるのは、メジロ、ヒヨドリ、シジュウカラ、以上がレギュラーで、以前は、ジョウビタキ、ムクドリ、ウグイス、カワラヒワ、など時々ですが現れ、このブログの画面を賑わしてくれましたが、最近は、スズメも少なくなりました。
今日は予報外れで曇り空、北風ガ強いので,無精を決め込み、ガラス戸越しのスナップ、かなりピンぼけであります。

右向き、左向き?

2009-03-20 21:26:29 | 
写真を撮るとき、相手の表情が、つまり顔が、右向きが良いか、左向きがベターか?、あまり意識したことは有りませんが、どうも画面の中ではやや左方向き、が多いのに気がつきました。カメラの構造が右利き用に作られているからでしょうか?その方が安定してシャッターが切れるからでしょうか?。カメラ以外の道具には、左利き用の物もあるようですが、左利き用のカメラは見たことがありません。固定して使用するプロ用の大型カメラは機構も左右ほとんど関係がありませんが、中型以下は全て右手で構え右目で覗きてシャッターを切るのが普通の使い方です。左利きの方は、不自由を感じないのでしょうか?欧米人はとくに左利きが多いときいておりますが。アキラも花を撮る時も確かに画面の左を向いているのが多いように思えます。
試しに、右向きの花を撮ってみましたが、何となく気分が落ち着きません、皆さんはいかがでしょうか?.........。

辛夷。同じく多摩墓地にて。

2009-03-19 22:09:44 | 
墓地内の道路沿いのスペースは植物天国。日当たりは良いし、排気ガスも少なく、剪定もされず、すくすくと成長しております。
この辛夷や昨日の<さんしゅゆ>もその一派。
ただ、例外もありまして、桜の大木、こちらは樹齢の老齢化が進んで、代替者も現れず、嘗ては見事な桜並木も今や息も絶え絶えのありさま、なにやら人間社会と同じ運命と、開花寸前の蕾に、哀れを感じた次第で有ります。

さんしゅゆ

2009-03-18 22:39:39 | 
多摩墓地のほぼ中央に、黄金の花盛り、かなりの大木、しかも満開なので、まだ枯れ木姿の他を圧倒する姿です。しばらく見とれておりましたが、とっさに樹の名前が想い出せなく,頭の中で、ほらほら。あれあれ、の繰り返し。
不況時代を元気づける眩しい眺めで有りました。

観賞用には不向き。

2009-03-12 11:15:49 | 
スナックエンドウ、ただいま花盛り、昨年よりも花数はかなり多い、たぶん培養土の所為と考えます。それに、寒さに耐えさせて、なるべく小さく育てるのがコツのようです。然し、具体的にはどうするか?これはなかなかの難問で、今年のような変な暖冬には更にコントロールが難しい。
日当たりのよいところで、凍らさないようギリギリ寒さに耐えさせる。所謂、スパルタ教育でしょうか、人間の世界では、いまや禁じ語でも、植物には通用するところが妙であります。
さて、お味はいかがかな?。