あきら写真集「大人の絵本」

身じかな花鳥や昆虫、自然、風景の写真集。
誰にでも共感していただける、大人の絵本を目指しています。

ハヤブサと言う名を冠した花。

2006-02-28 12:52:24 | 
名札には<SLC.FALCON ALEXADRIA>とあります。ファルコン=猛禽類のハヤブサ、アレキサンドリア=ご存知、エジプト制覇の大王にちなんだ呼称(地名)、ネットで調べましたが、今のところ同名のもの見あたらないのですが、何しろ当家の洋蘭は年代もの?が多く、当然かもしれません。親のS(朱赤の矮生原種)の血統を強く引いているので強烈な濃朱赤で、花径は70mmほどですが、花姿も丸く、しっかり人目をひきます。
それにしても、まるで今風バトルゲームのキャラクターの様な名前、その強い個性から名付けたのでしょうか、作出当時は勿論TVゲームなどはありません、きっと交配に成功した方の強い思い入れがあったのかもしれません。
今日の憂鬱な空模様を晴らして欲しい、願いも込めてブログのリンクに上がってもらいました。花持ちは良い方で一週間は鑑賞出来るとおもいます。

今日も進展せず、メジロ番。

2006-02-27 15:01:05 | 野鳥
去年の今頃は、メジロの他に、ツグミ、ノビタキ、ムクドリ、ウグイスなどが庭にやってきましたが、今年は、定番のメジロとヒヨドリのみ、いささか待ちくたびれましたが、これも自然の定めとばかり、あまり愚痴を云わないように、と自分にいいきかせて、専ら、シャッターチャンスの練習に専念することにしました。
スポーツ選手の例ではありませんが、何時か金メダル、と、言ったら、いけないのですね、自分らしさ、満足のゆく結果をだすことを目指しましょう....。
しかし、ガラス越しの撮影はどうしても変な滲みがでますので、せめて細めに戸を開けたいのですが、今日も風は猛烈に冷たいので、それも叶わぬ状況でありました。

クラシカルな情景。

2006-02-26 14:19:37 | 情景
いまでも鳥見に良く行く、公園でのスナップです。勿論、だいぶ以前のことですが、池の辺りで無人の自転車に遭遇、良く見ると、写生の道具らしいものが、つい今まで其処に持ち主がいたような雰囲気で地上に置かれています。寄りかかっている大きな樹、使い込んだ自転車、画材とザック、など、まるでロケにきたカメラマンが指示をしたような配置なので、思わず、昔の職業意識が頭の隅でうごめき、辺りをもう一度見回しましたが、やはり人影はありません、たまたま持ち合わせていたカメラは、アキラの誕生した年に製作されたバルナック型ライカ、フイルムは白黒でしたが2カット程撮影させていただき?ました。
その後何回も此処を通り、その度にあの不思議な情景を思い出しますが、二度とは遭遇しません。狐につままれたような不思議な情景でしたので、モノクロ写真をクラシカルなセピア調に着色してみたのであります。


梅一輪の暖かさ。

2006-02-25 15:02:38 | 
やっと庭梅がさきました。この梅は此処に住居を構える時に実家から移植したもので、当時はマイカーなどという便利でシャレたものはなく、近所の農家からお借りしたリヤカーで、2キロの道を運びました。元々祖父の盆栽を地植えにしたもので、あまり上等な種類ではありませんが実が結構成ってウメジャムを作ったこともあります。
思い出しました、確かまだ冷蔵庫に入っていた筈、検索しなくては...。
梅一輪の暖かさとは、本当に実感のある名句です。
今日の空はほんのり薄曇り、春の色です。

ピンクの侘助。

2006-02-24 14:54:55 | 
自宅からは車で30分、多品種の椿を鑑賞用に栽培している植物公園があります。花が終わる頃、一斉に剪定を行いますが、運が良いと、どうせ捨てられる運命にある、多量に落ちた剪定枝の中から、挿し木用に小枝を、頂くことができます。丁寧に挿し木をすれば、活着率は高く、5、6本挿せば、半分は成功します。しかし、親木の名前をしっかりメモして置かないと、混乱のもと、今迄10数種類の小苗を育成したでしょうか、中には珍しい名前も多く、椿好きの方に頼まれて随分育成しましたが、当家に残ったものに、名無しのゴンベイさんも幾鉢かあります。ピンクの侘助は、毎年花付きが良くて、枝先で蕾みがお互いに押し合いへし合い、小さい蕾みのうちに掻き取るとよいのですが、つい可哀想で、忘れたふり、結局、良い姿の花が咲かないことに成るのであります。(写真参照)
ところで、前記、ゴンベイさんってどういう人なの、何か意味あるの?...。

昔のレンズが頑張りました。早春スナップ

2006-02-23 11:41:08 | 情景
遊び半分で、昔のレンズを、新しいデジカメに付けてみましたが、動く訳がなく、勿論露出もピントも全部手動、おまけにレンズには何やらカビの如きものまで、しかし有り難いことにフイルム代はかからないので、山勘で数カット撮ったうちのひとつです。
何やら奇妙な?色合いとボケ具合なので、早春の雰囲気が出ている、不思議なイメージの写真となりました。
友人に聞いたところ、カメラを損なう危険性も有るとのことで、以後はお遊びをやめましたが、時々また試してみたい衝動にかられるのであります。

お行儀よく、記念撮影、ハイ、カメラ見て。

2006-02-22 20:42:38 | 
年齢?正確には判りません、30年を越していることは確実ですが、不思議、購入場所は明確に記憶しており、有名園芸チェーンの駅構内売店です。ラン類は、街の店頭での購入は、お見舞い、お祝い、当座の鑑賞目的以外には(つまり栽培目的に)購入してはいけない、と云われますす。理由はバイラス病に感染している株が(花屋さんご免なさい、栽培業者は花が見事ならば、優先的に怪しい株を出荷します。鑑賞用に販売は何ら問題はありません)温室内で他に感染する可能性が高いからです。特にカトレア類は極めて危険です。状況は、いま話題の鳥インフルエンザの感染と良く似ています。しかし、数千円もする株が売れ残って、花落ち状態になり、数百円の値札がついておれば、誰でも、食指が動きます。このパフィオペディルメも、そんな誘惑に負けて、当家に住み込みました。幸い、やや葉先が黄変する傾向がありますが、病原菌は保有していないようで、毎年大きな花を開花します。品種は、今や、旧種になりましたが、名花シャーメイン系と思われ、花形は良く、開花寸法は左右13cm余もあります。初めて公開、記念撮影、とシャレ込みました。

背比べ、葱坊主。

2006-02-21 12:02:24 | 風物誌
葱畑、近所では見かけなくなりました。家庭菜園にもチョッピリあるようですが、葱栽培は案外難しく、専業農家の方にはかないません。今年は寒さのおかげで、折角のおいいしい部分がだいぶ被害をうけて、価格も、お正月前後には高騰しました。この葱坊主も、ふっくらと膨らんだ頃には、其処だけ採って食すれば、大変美味なものですが、市場には出ることは皆無、農家の方の特権です。
こんな角度で撮影する時は、畑の脇に腹這いを覚悟で、どろまみれ、一応、畑主の諒解をいただきましたが、場合によっては、お土産に分けていただける、というケースも、なきにしもあらず、しかし、春遅く迄、大きな坊主頭の場合は、殆ど採種用と考えた方が正しいので、邪念のはいりこむ余地はないのであります。
遠くでウグイスの声などが聞こえたりすれば、春は、真っ盛りに...。

春は、お手てつないで。

2006-02-20 15:00:31 | 情景
長い時間カメラをセットして待っていても、肝心の鳥影らしきものはチラとも見えず。気が短いくせに、釣りと鳥見は、ジッと待っていても平気でありますが、さすがに毎度同じ場所となると、いささか足踏みのテンポも早くなり、アンダンテからアレグロ、しかもトロッポとなるともういけません、生来冷え性、血中のヘモグロビン濃度が低い上に、足下が凍っていたりしたら最悪です。店じまいをしようとカメラを横にふりましたら、ご存知ネコヤナギの芽吹き、まるで着膨れた児童の集団登校のようで可愛いのですが、超望遠レンズでとるのは如何にも無謀、しかし他のレンズは持ち合わせないので、せめて、風に揺れないことを念じながらの、昨日、晴れ間の午後三時であります。

シロタマが咲きました。

2006-02-19 12:43:52 | 野鳥
今年は寒さの為に、蕾みが膨らみ始めると、霜に合い、赤茶色になってしまい、開いても美しい形になりません。ようやく、この二三日の気温で、本来の姿にもどり始めました。しかし今度は、メジロの狙う所となり、花びらに摑まり中に潜り込んで蜜を吸うので、またもや、あられもない形になってしまいます。
この花も既にターゲットになりかけたのですが、まあまあ鑑賞出来る姿なので、撮影いたしました。確かに、上等な和菓子のようで、中心などはタマゴの黄身細工そっくり、メジロでなくても、食指を動かされます。<オオシロタマ>と呼ぶべきでしょうか、半開きで10cmほどもあります。