あきら写真集「大人の絵本」

身じかな花鳥や昆虫、自然、風景の写真集。
誰にでも共感していただける、大人の絵本を目指しています。

黄花セッコク。多分、絶滅危惧種。

2010-06-17 11:27:49 | 
都内殆どの有名デパートの屋上には、園芸用品や盆栽、山野草などを販売するコーナーが有って、かなり特殊なマニア向けの珍品なども発売しておりました。
銀座には有名百貨店が参集しており、昼休みにこれらの屋上を一巡りするのがたのしみでした。それぞれ特色が有り、松屋は野草類、三越は高価な盆栽、日本橋三越本店は品揃えの多さを誇っておりましたが、現在はどうなっているのでしょう。
絶滅危惧種の野生蘭なども豊富に販売されておりました。いまから三十年も前のお話であります。

頑固者、ミヤケイ。

2010-06-14 14:42:43 | 
東南アジア原産のデンドロビュウム、台湾で多く栽培されていると聞きましたが、実態はどのようなのか写真等も少ししかみたことがありません。日本の富貴蘭、セッコクのように愛好家のクラブなどがあるのかも知れません、多くの変種がある事から多分、と想像をしているだけであります。
性質は強健で寒さにも強く、何回も霜に当たったこともありますが、当家に半世紀も住み着いています。問題はその花で、割くことは咲くのですが、枯れた古茎に忘れた頃にちらほらと付くだけ、ナントカ量を増やしたいのですが、策がありません。色々少ない資料を探して読んでいましたら、水分を好むという一文がありましたが、通例この種のタイプは過湿は禁物といわれますが、ことしは思い切ってチャレンジしてみようかと思います。こうご期待、来年。

ヨーロッパの道端。

2010-06-07 11:14:52 | 
少し前置き話。杉並区阿佐ヶ谷には有名な公営住宅があり、環境も良い上交通も至便で人気がありましたが、老朽化が激しく建て替えの計画が有るとききますが、善福寺川公園にも近く、植物も豊富なのでカメラハンティングには最高の地帯です。以前付近の草むらの中に、ホタルブクロに良く似た葉を見つけたので、草刈りをしていた区職員の方から頂いたものが、掲載の写真であります。外来種の様で、調べて見ましたが、ドイツ辺りの道端に生える<釣り鐘草>の仲間らしいということで、日本のソバナに良くにていますが、花芯の形が違い、色も鮮やかです。
初夏のヨーロッパの田舎を1月ちかくも車で旅したことがありますが、全く気が付きませんでした、花期と地域が限られているのかもしれません。

空中に舞う。

2010-06-02 15:21:16 | 
国産の着生ラン,ナゴラン、と同じ仲間で、東南アジアに自生する着生欄。強靭な鞘状の葉と太い根が特徴であります。
花は毎年咲きますが、調子の良い時は複数の花柄を出して、飛び回る小鳥のような花を一列に付けます。
天候不順を乗り越えて、まあまあの花色です。

新潟の紅。

2010-05-31 12:33:53 | 
新潟から入手したことは確かなのですが、どのような姿で当家に到着したのか、記憶に無いのです。
当初は鉢植えでしたが、毎年の球根管理をさぼって、地植えにしています。地植えにすると根切虫という天敵が待ち受けていますが、今のところ被害は軽少です。
新潟はこの種の品質改良が盛んな地域と聞きましたが、濃色の赤系統は少ないようです、しかし、これは昔の話で、現在は状況が変わっていると思われます。

愛らしいのに、何故?

2010-05-27 16:11:14 | 
以前、商店街のイベントなどで、無料で配られたり、歩行者天国で2鉢100円で売られていたベゴニア、最近は滅多に見かけなくなりました。何処にでもある花にしては育てるのにちょっとした要領があり、毎年、秋の終わりに切り詰めて、植え替えなど、手間をかければ、見栄えのある鉢物になるのですが、手入れをしなければ、花はそれなりに咲きますが、次第にアラレも無い姿になり、捨てられてしまうのが通例です。
今年は例年になく良く育ち、次々と花を咲かせて既に三ヶ月も楽しませてくれております。花のアップもなかなかチャーミングで
モンローのキスマークだといった方もおりますよ。当家には濃い赤の鉢もありますので、いづれ、そちらも紹介します。

緑いろのカトレア。

2010-05-26 09:29:39 | 
趣味で蘭を栽培されている方ならご存知ですが、<カトレア>といっても広うゴザンス、お目出度いイベントを飾るために無くてはならない花として活躍するのは、殆どピンク系、特別に赤、白、黄色なども登場しますが、高価ですし、常に花やさんにストックがあるわけでもない、そもそも一般にカトレアと呼ばれている大輪ものは英国で永い歴史があり、英国王室の植物園などで交配を重ねて改良されたものも多い、100年以上の歴史があり、ローヤルの称号が冠せられたものも多くある、また英国蘭協会はその歴史的功績と背景から、権威があり、世界的に新種の登録を管理していて、勝手に名前を付けることは出来ないとされてきたが、現在はどうなっているかは不明。その後後発のアメリカ蘭協会も劣らぬ権威があるようです。
一般に<カトレヤ>は近縁の種を何種か掛け合わせ、出来の良いものだけをまた交配するという方法で何世代も育生したもので、病害に弱いモノも多い、世界中の栽培販売業者の苦労は一般の花卉栽培に比べて段違いの苦労をしています。
緑色のカトレアと言っても、完全なグリーンではなく、緑色の強い弁を持った同種を何回か交配したと思われ、花の大きさもこがたであくまでも趣味的な花で、ワイフが10年ほど前、友人と伊豆旅行した折りに、当地の有名蘭園で購入したお土産?であります。

よく見れば、意外な顔つき。

2010-05-24 13:39:09 | 
ユキノシタ、あの分厚い毛むくじゃらの葉からは想像しにくい繊細な花姿。秋田竿燈祭りの提灯のように、すっくと伸びた茎にバランスよく、沢山の花を鏤めますが、写真を撮る段になるとフレームに納まりにくく、縦,横、いずれもバランスがとれないので結局近寄ってしまいます。以前、伊豆下田の裏山で自生していたモノに出会い、その際撮った写真が一番良いと自負しておりますが、アルバムを引張りだすのが億劫で、スキップしてしまいます。
ご覧のように花顔は白以外に結構複雑な構成で、秋に咲く同じ仲間の大文字草と瓜二つであります。本日も曇天、大雨の恐れありとの予報であります。

三つ葉、ミツバの花。

2010-05-23 10:16:15 | 
野菜のミツバ、香菜として日本料理には大活躍、このミツバが野生の植物とは信じがたいのですが、以前奥多摩の峠道に特徴のある葉を広げて繁茂しているのを見つけて、確かめましたら、正真正銘のミツバで、土地の方に聞きましたら、<ウマのミツバ>との答え、馬用のミツバがあるのでしょうか?未だに疑問ですが、葉茎は通常の良い香りでした。
話は変わって、昨年、当家の菜園プランターに植えてあるミツバに花が咲き、晩秋になって枯れ果てた茎を、実ったた種らしきモノと一緒に庭の隅に投げやって置きましたが、今年の春先になって多数のミツバが発芽して、その一隅は一面ミツバだらけになりました。好物の食材なので、重宝して利用していましたが、高さが50センチ近くまで伸びた茎の先に花を付けました。今まであまり関心が無かったのですが、今回はしっかりと観察をしてみようと思い、カメラを向けました。白い小さな花の大きさは約3ミリくらいでしょうか、現在、曇天下。香りはありません。

涼しげな色。

2010-05-22 10:26:04 | 
通常、赤系統の花は小型の花でも、さわやかとは言いにくい、この<フウロ>は外来種ながら山野層の風格?もあり爽やかな花で、梅雨時を控えて、貴重な一点であります。
昨日は異状な暑さでしたので、やや日陰に移動して撮らせていただきました。
話は全く関係ありませんが、ワイフが不思議な夢をみたそうで、登場人物は噺家が数人、小咄を競い合っているのだが、その落ちのキイワードが、決まって「ペンペラポン」、意味不明だが面白いので忘れないうちに記録。
ペンペラポン,,,,,,,,,,,,。