百日紅「つがにうどん」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　↑つがにうどん（￥700）



土曜日の夜、東宝シネマズに「AUSTRALIA」を観に行きました。
たまには定価ても良いかと思いながらチケットを御願いすると
カウンターのお姉さん曰く、


『今日は東宝の日ですので千円となります』と


・・・・・・


暫し考えた私の脳細胞が出した答えは


『１４日だから？』


『はい、おやじギャグみたいですが』


とお姉さんはてれ笑い。



映画の内容については、此方の映画批評に詳しいので割愛させて貰うが
ちょいオマヌケな映画と言われても「一見の価値ある大作だ」とする筆者の
感じた＋ポイントは、あのシーンで「ウルウル」した私の感覚と概ねズレは
無いと思うのだが如何だろう。


と、その後「クールダウン」に夜の街へ、天気も回復し何時もより人出は若
干多いみたい。


「明日も良いお天気かぁ、どこか自然の中で美味しい取材がしたいなあ」


と思っている私の気持ちを察したかのように「O崎マスター」のお誘いは


『鏡村の橋を渡って左手に行った先に、小学校の廃校が有ってよ～
校庭の横にある食堂のメニューに「つがにうどん」が有るが～
明日行ってみん？』


この人、時間だけは大いに自由になる方のようで、高知の山道をあちこち
車で走るのがしょう、好きな人ながです。


勿論、OKしましたですよ。











PLフィルターも使わず、全く自然な空の色がこれ↑


やっと起き出してくれたマスターを拾って出発は14:00、旧鏡村の橋を渡って
から狭い山道が約１５分続きますが、行き違いに問題は有りません、第一に
車の通行量自体が少ないですから。（14:50到着）


既に校舎は残っておらず、体育館と管理棟のみとなった広い校庭の一角に木
材をふんだんに使った「ふれあい交流館」が建っています。もう30分遅かった
ら食べることは出来なかったですね、営業時間は15:00迄です。


地元のお母さんが作ってくれる「つがにうどん」はとてもシンプル。冷凍麺に
具は小さな「きくらげ」と、戻した「タケノコ」、「ネギ」のみですが「ツガニ」の
上品でクセの無い旨みが、若干甘めの出汁に良く出ています。
狭い山道をえっちら、おっちら行ってみる価値有りと申せましょう。










吉原ふれあい交流館「百日紅」は「さるすべり」と読みますが此方では「ひゃく
じつこう」と命名されています。脇を流れる吉原川の水音は、春の訪れを告げる
かのようにさらさらと、柔らかい。











『捕られん！』↑








　　　　　↑正式名は「モクズガニ」ですが地元では「ツガニ」と呼びます。


『捕られん！』↑















--shop data--

店名：吉原ふれあい交流館「百日紅」
所在：高知市鏡狩山95（Yahoo！地図）
電話：088-896-2022
※バンガロー、キャンプの予約も此方
営業：11:00～15:00
定休：月曜・木曜
駐車：充分
本日の舌代：￥700（つがにうどん）

＜その他のメニュー＞

※うどん￥500
※コーヒー(H)￥250
※柚子ジュース￥200
※吉原御膳￥2,000（予約制）
※山菜定食￥1,000（予約制）