↑鰻重(天然鰻)¥3,150
折角、高知県に「天然鰻」を食べさせて貰えるお店が有ると成れ
ば一度はと、宿毛調査の帰りに四万十市まで足を伸ばしました。
旧中村市の渡川手前、足摺分岐からほど近い四万十川の辺に、そのお店「四万十屋」は有ります。
多分「弥二朗さん」も食べたことは無いと思われる「天然鰻」は
B級グルメの自主規制に目一杯の3千円也。
2階座敷、窓の向こうにはゆったりと清流「四万十川」が流れています。
「選び抜いた素材の風味を大切に
塩分や甘さを控え、一気に加熱せず
静かに炊きあげる昔ながらの手作り」
と言う事ですので時間が掛かるかと思いきや注文から約10分でご対面です。
「天然物故に大きさのバラツキはご容赦」と書いて有りますが大きけ
れば良いものでは有りません、これ位が丁度でしょう。
ご覧のとおり、その身は厚みが有りますが大正軒の鰻ほどプリプリ
して無く、程よい堅さに仕上げられています。ただ天然物故か魚然
とした匂いが若干強いので「山椒」は充分使いました。
この鰻を食べると思い出すのは例の「鰻でも食べて精を付ける」と
いう言い回しです、養殖物が出回る前の時代はきっとこんな味の
「蒲焼き」を味わっていたんでしょうね。
--shop data--
所在:高知県四万十市山路2492-1(Yahoo!地図)
電話:0880-36-2828
営業:10:00~16:00(2階レストラン)
定休:元旦以外無休
駐車:大型駐車場有り
満腹になったのでサニーロード(321号線)を転がしながら滅多に
来れない「足摺岬」観光もして参りました。
桂浜の「龍馬像」から眺める太平洋と同じく水平線が丸く見えます。
ビロウ並木を巡る遊歩道の「ツバキ」も未だ楽しめます。
四国霊場第38番「金剛福寺」では
平成大修理の為「御寄進」を集められていました。
敷石に名前と住所を書いて千円以上寄進すると「手拭い」が貰えます。
p/s:M谷所長殿
「Kハウス」は営業されていましたが取材は訳あって次回にしました。