炭火焼・うなぎ屋「きた本」

↑南国市前浜の５号掩体


東京では実写版「火垂るの墓」が公開されましたが四国では
上映予定の無いのがちと、悲しい。
そんな次第でそろそろ

「終戦記念日特集」

な～んて堅い話は何れまたという事にして
今日は「柔らかい話」を・・・・・・

先日、外バリ派の「ショウ」様からこんなコメントを頂きました。

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かね春 (ショウ)

2008-06-29 18:31:51

最初に行った時に山盛りででてきたお漬物！
これが美味しくってすっかりお気に入りになり、以前はよく行ってました。
でも、２年程前かな？何か鰻の味がいまいちに感じるようになり、遠ざかっ
てしまってます。

困ったことに、かいだ屋もこの２～３回なんだか満足できなくって、これから
夏本番だのに何処で鰻食べればいいのか途方にくれています。

他にオススメ店あれば是非是非ご紹介下さいませ。

しかし、かいだ屋・かね春が好みってことは、私も立派な外バリ派ですね～☆

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ショウ様、プレッシャーどころか「願ったり」のタイミングでした。
何を隠そう、私も「途方に暮れて」までおりませんが、土用丑の日を
目前にして「満足感の味わえるお店」を探しておりましたので、ハイ。

実は此方のお店、以前に「高知の鰻店を制覇しよう」という特集を始め
ました折、一度取材をしておりました。その時も「蒲焼き」の味は他店
と比べても遜色無く、記事UPしても良かったのですが、焼きが一寸甘い
と言うか、締まりが無いと言うか、所謂「キレ」を感じ無かったもので
先送りした経緯が有ります。

ただ、お店の方の「商売熱心」な部分は感じましたし、熱心なファンも
おいでましたので年月を掛ければ「食べ物屋」としての体裁も整って来
るだろうなと思っていた訳です。（偉そうな事を書いているようですが
昨今の客は結構、そんな視点でもお店を見ていると思いますよ）

そんな次第で改めての取材と成りました今日は、梅雨の晴れ間が広がり
初夏を感じる日曜日、気温の方も鰻登りのようです。なんてニュースの
常套句みたい。高知龍馬空港近くの公園は家族連れでいっぱい、此方
「きた本」さんは何故かカップルが多い。






↑「竹・うな重大￥1,700」


梅も竹も鰻は１尾、竹には肝吸いが付きます。
特大・大・中は鰻の大きさ違いですね。
因みに「うなぎ弁当・並￥750」の鰻は半身だとか。

前回はひたすら柔らかい蒲焼きでしたが、一寸締まってきました。
焼き時間は１５分程度でしょうか、余分な脂も落ちています。
タレの甘さ、量とも丁度でしょう、御飯の柔らかさもこの程度なら
OKです。願わくは香の物を沢庵で無く、厚切りの奈良漬けにして
頂けたらグッと格が上がるような気がします。

元々、昭和42年創業の養鰻場が昭和60年から炭火焼蒲焼きを
養殖池に併設の店舗で直接販売、食事も可能となった訳で、今
流行？の産地偽装なんぞとは次元の違う話でして「裏の池で
泳ぎゆう」というのが何より国産の証明に成りましょう。


ここで、天然鰻希望者に「朗報」

限定販売
松コース・天然うなぎは四万十産で￥2,700

四万十市まで行か無くても此方で頂けます。
奥様のお話に出て来た、四万十産の鰻を毎週、送っている
「信州上諏訪の鰻屋」さんと言うのは此方のお店のようです。
因みに同店の四万十産鰻は時価（￥3,000～）とか。

といった次第ですので「ショウさま」是非一度「きた本」の鰻,お試し下さい。





--shop data--

店名：炭火焼・うなぎ屋「きた本」
所在：高知県香南市吉川町吉原1264（Yajoo！地図）
電話：0887-55-2265
営業：11:00～18:00
定休：火曜
駐車：12台
喫煙：可