きのうの夜はたんぽぽ夫Kちゃんと娘と3人で散歩に出かけました。
歩き出した時は
が降っていたのです。
でも、小雨だったので出かけました。
歩き始めてすぐ傘をさすほどでもないと、3人とも傘をつぼめて片手に持ち、
歩いたのです。
たんぽぽは昔から歩き方が変らしいのです。
よく、友達からも「弾んで歩かないの!」と言われていたんです。
自分ではちゃんと前に進んでいるんだから、歩き方なんて少々変でも大きなお世話だ。
と思っていた。
きのうもたんぽぽが先頭で、傘を片手に持ち、両手を大きく振り、
歩幅を少々大きめに早足で歩いていたのです。
でも、傘を持ってるから何か歩きにくかった。
段々傘が邪魔になり、力を入れて傘を握りしめていたみたい。
そうしたら、Kちゃんが「上半身に力が入ってるよ!」
「腕を大きく振るんじゃなくて、鎖骨を出す感覚で歩いてごらん。」
と言うの。
「上半身の力が抜けるでしょう。」って。
「傘も腕の先の手で持っていると言うより、
鎖骨で持っている感覚だと、重く感じないはずだよ。」
と言うのです。
「頭は首の真上に乗せ、鎖骨で手を振っている感覚で歩くと、
手を大きく振らなくても、大股で歩けるんだよ。」
たんぽぽ、意識して歩いてみた。「そうそうきれいに歩けてる。」って。
うれしくなっちゃいました。
「着物を着ている時は難波歩きとか言うでしょ。何かそんな感じで歩くと
いいんじゃないかなって思ったんだ。」とKちゃん。
「堀部安兵衛とか決して大きく手を振るわけじゃなくても、
着物を着て速く歩いたり、走ったりしていたわけでしょ。」
たんぽぽ、何で堀部安兵衛なんだ
とは思ったけどそれは言わなかった。
でも不思議なことに、確かにそんな意識出歩くと、持っていた傘も重く感じない。
ひとり散歩の時は、早足だけを考えていたけど、
きれいに無駄な力を使わないで歩くと言うことを、これからやってみようと思いました。