
山口 瑠璃光寺 弥勒菩薩
今日は朝から、今月末の福島会津クルマ旅のスケジュールを決めようと、「全国寺社・仏像ガイド」とインターネットを駆使して、仏像撮影許可申請の電話を掛け捲っていた。
旅先で不意に寄っても許可をもらえることは稀で、もしもらえたら余程運がよかったからと思ったほうがいい。
今回、1年前に許可をいただいたものの行きそびれたお寺で、再度電話をかけたところ撮影許可をもらえなかった。
こういうことは滅多にないことだが、昨年電話したときに「雑誌に載って大勢押しかけ、バチバチ写真を撮られて困った」と言っていた。その後遺症かもしれない。今は写真が欲しければ買ってほしいという始末で残念である。
私も仏像写真展をやるたびに、「よく許可してもらえましてね」と言われるが、地方の知られざる古仏の紹介と、慈悲の眼差しを多くの人に知ってもらうという目的や、実績をお話してご住職の理解を得ている。撮影前の般若心経、仏像ごとのご真言を唱え、帰りには心ばかりのお布施を差し上げて帰ることにしている。私の仏像写真テーマ「み仏の慈しみと悲しみと」が、人びとの心に響いてくれればと心願している。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます