私、水廼舎學人です

久保憲一のプライベートな世界。なんでもありです。

本日より 伊賀焼陶芸家・新 佳三氏らの作陶展

2008年04月26日 | お知らせ
                  新 佳三(あたらし けいぞう)氏



水屋神社や拙宅での茶会奉納イベントなどに参加下さっている伊賀焼陶芸家・新 佳三氏らが本日より長野蓼科の蓼科東急リゾート・ギャラリーオークリーフにて萬古焼と伊賀焼の作陶展を開催されます。お近くの方は是非お出かけください。宮司


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オークリーフ5周年春季企画ー萬古と伊賀の用と美ー

オークリーフ5周年春季企画として毎年陶芸教室“伊賀焼きに挑戦”でお世話になっている南出学氏が、その薫陶を受けた三重県を代表する陶芸家、萬古焼の清水酔月氏、舘正規氏、伊賀焼の新佳三氏に声をかけていただき、萬古焼と伊賀焼の作陶展を開催する運びとなりました。

清水酔月: 明治期から続く四日市寓古焼の代表的な陶家の三代目で、伝統を守るだけでなく現代に合う作品をと紫泥の器表に文様部分をテープでマスキングし研磨剤で表面を削り柄を描き出すサンドブラスト技法を陶芸に取り入れたり、艶やかな盛絵付けを施した花器、急須、茶器など、オリジナリティあふれる創作陶器が真骨頂です。

舘 正規: 若き頃より天才と呼ばれた萬古焼の名手で、特に湯呑みは手に取った瞬間その軽さに驚かされます。それは陶器の限界を超えた薄さを実現できる技術にあります。また、舘氏の窯変急須はその機能美に加え独自の研鑽による特殊な炎を生じさせることで表面に赤・黒・銀色に発色したグラデーションを作り出し見る人を魅了しております。

新 佳三: 伊賀焼陶芸史の研究家でもあり、自身の唱える説に従って伊賀茶陶の造形を試みております。実際、作品は人の形とか、祠のある山の形とかに見立てて作られており、胴部にヘラ目で描かれた模様は日輪や月輪を表すもので、形作りの原点を取り戻した表情豊かな作行きを生み出しています。

南出 学: 新氏に師事した後、酔月氏、舘氏に萬古焼の急須作りを学び、それを伊賀焼窯変急須に発展させ、自身のライフワークとして作品作りに取り組み、身近な伊賀焼きを提案しています。 是非、この機会に萬古焼と伊賀焼の用と美をご高覧賜りますようご案内申し上げます。

●ギャラリートーク:新 佳三「桃山伊賀の歴史と筒井伊賀について」 5/1~5/6(毎日午後1時より約1時間)

水屋神社にて

伊賀焼茶碗、菓子器、ぐい呑




●陶芸体験:南出 学
~伊賀焼きに挑戦~ 4/26~5/6(¥3,500~ご希望のコース)



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1 コメント

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初めまして! (島耕作)
2008-04-27 01:08:35
大変興味深いブログに出会う事が出来ました。
私はある意味で神秘体験が多く。その都度考えさせられる事が多く。中々人には話せず何故か?ブログ内を・・・。そんな中、宮司さんのお社名が目にとまりメールしている次第です。
唐突ですが教えて頂きたい事があります。それは御神名で「日御子(ヒノミコ)」と云うお名前をご存知でしょうか?
知識が浅い為、私には調べる事が出来ません。是非お解りの様でしたらお聞かせ願います。
勝手なお願いで恐縮です。尚漢字は当て字かもしれません。
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