私、水廼舎學人です

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倭姫伝説ー白馬モニュメント

2008年03月26日 | 神社
                      白馬モニュメント 

             




飯高町作滝、国道166号沿い
倭姫伝説にちなみ 女優・高木美保らも訪問

飯高町作滝で地元銘木店が奉納


松阪市飯高町作滝の国道166号沿いに、自然が造形した白馬に似た木のモニュメントがお目見えした。そこから櫛田川に下りると、倭姫命(やまとひめのみこと)が白馬を洗い、化粧をしたと伝えられる「姿見の池」(石のくぼみ)がある。

全国の倭姫命を崇敬する人たちが11日に訪れたが、それに間に合わせようと10日夕、近くの銘木テーブルの店・木の工房もくいち(柳瀬隆行代表)が奉納した。


このモニュメントは二またに枝分かれした木曽ヒノキを白く塗ったもの。長さ5m40cm、高さ1m10cmある。
 柳瀬さん(41)が愛知県の銘木市場で7月下旬に見つけた。奈良県のギャラリー店主に「店の前に置くオブジェが欲しい」と頼まれており、「マンモスの牙にも見えるし、女の人の体にも見える。ギャラリーの女性店主も喜ぶだろう」と購入した。その時は馬とは思わなかったという。

半月後、倭姫命とかかわりの深い同市飯高町赤桶の水屋神社の久保憲一宮司が店に立ち寄った際、たまたま磨いていた木を見て「馬に似ている」と。既にギャラリー店主に話をしていたが断りを入れ、姿見の池の入口にモニュメントとして設置することになった。

10日には伊勢市の倭姫の宮の谷分道長宮司の案内で、倭姫命に魅せられた女優の高木美保さんや漫画家の美内すずえさん、俳優の林与一さんの夫人ら51人が姿見の池と水屋神社を訪れることになっていたため、それに合わせて8日に塗装、9日に据え付けた。

柳瀬さんは「自然が創り出した美しいライン。木肌のままなら女の人の体に見えると思ったが白く塗ったら白馬に見えてきた」と話す。
久保宮司は「水屋神社前の赤いおけのモニュメントと、この白い馬の対比が良い」と喜んでいる。

----------------[夕刊三重   平成18年9月11日(月)より]------------------






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