『M:i:Ⅲ』をこの間鑑賞した。このシリーズは、息つく間もないアクションが
目白押しだが今回もこれでもか!というアクションがたくさん詰まっている。僕と
しては、今回が一番内容が充実していたと思う。
(ストーリー)
IMFエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、現場を引退し教官としての任務についている。
医師のジュリア(ミッシェル・モナハン)とも婚約パーティーを開き、新たな生活と幸せを手に入れたばかり。
しかし、イーサンの教え子であるエージェント・ファリス(ケリー・ラッセル)が、武器商人であるダビアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の手に落ちたので、救出して欲しいという依頼を受ける。
ドイツに飛んだハント達は、激闘の末ファリスの救出に成功するが、頭に埋め込まれた小型時限爆弾によって、むなしくファリスは殺されてしまう。
教え子を殺された屈辱と悲しみを心にためつつハントは、パーティに出席するためにバチカンを訪れたダビアンを拉致。
ダビアンが「ラビットフット」という謎の武器の取引を計画している事を知る。
アメリカに到着してダビアンを護送するハント達だったが、そこにファリスが秘密裏にハントに送った通信が解読されて届く。
そこにはIMFのブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン)こそが、ダビアンと通じている裏切り者だと告げられていた・・・。はたして、イーサンの運命は?。「ラビットフット」とは?。ブラッセル局長は黒幕なのか?。イーサンの運命は?。
・・・イーサンの命を懸けた任務が始まった!。
(キャスト)
トム・クルーズ(イーサン・ハント)
ヴィング・レームズ(ルーサー)
ケリー・ラッセル(リンゼイ)
ローレンス・フィッシュバーン(局長ブラッセル)
フィリップ・シーモア・ホフマン(オーウェン・デヴィアン)
サイモン・ペッグ(天才エンジニア、ベンジー)
ビリー・クラダップミシェル・モナハン(ジュリア)
マギー・Q(ゼーン)
…etc
以外ネタバレなどがありますので、未見の人は注意して下さい。
(ネタバレ・感想)
今回は、前作までと違いイーサン・ハントの生活に焦点を当てており、生活感が
にじみ出たイーサン・ハント像が出来上がっている。恋人だったジュリアとの婚
約パーティーのシーンで、一味違うイーサン・ハントを見せることに成功してい
る。今までのイーサン・ハントはクールなイメージが強かったが、今回は喜怒哀
楽のハッキリしたキャラクターになっている。
今回は、原点に帰って変装マスクやスパイ道具を効果的に様々な場面で登場させ
ている。特に変装マスクでオーウェンを追い詰めるイーサンが凄い。その後のオ
ーウェンを問い正すイーサンも凄みがあり、緊迫感があった。また、今回は設定
にも工夫し必要最小限の登場人物しか登場しない。しかも、スパイ大作戦のよう
にチーム中心の任務遂行に重きを置いておらず、かといっても全編に渡りイーサ
ンの独壇場って訳でもない。
今回のキーワードは『脳に埋め込まれる小型時限爆弾』と『ラピットフット』の
二つだ。これが全編を謎めいた雰囲気にさせていて良い。だけど、ツッコミどこ
ろがないかと言うとそうじゃない。例えば、中盤の任務遂行の準備のシーンでイ
ーサンとルーサーが結婚観について議論する場面がある。『スパイが果たして結
婚と仕事を両立させれるか?』というイーサンの苦悩を出したつもりだと思うが
、任務遂行準備の場面の為緊張感を減らしたマイナス展開だと僕は思う。僕が監
督なら任務遂行の準備のシーンより前のスパイの仕事に現場復帰するシーンで使
っただろう。その方が効果的だったと思う。
マギーQ演じるゼーンはモデル出身で脚線美を武器に赤いドレスが映えるクール
ビューティーだが、表情がクールすぎて色っぽさが思ったほど伝わってこなかっ
た・・。
でもイーサンを演じるトム・クルーズも私生活をだぶらせる演技で大変興味深く
観させてもらったよ。
◎総合評価(最高で☆5つとする)
☆☆☆☆(89点)
目白押しだが今回もこれでもか!というアクションがたくさん詰まっている。僕と
しては、今回が一番内容が充実していたと思う。
(ストーリー)
IMFエージェント、イーサン・ハント(トム・クルーズ)は、現場を引退し教官としての任務についている。
医師のジュリア(ミッシェル・モナハン)とも婚約パーティーを開き、新たな生活と幸せを手に入れたばかり。
しかし、イーサンの教え子であるエージェント・ファリス(ケリー・ラッセル)が、武器商人であるダビアン(フィリップ・シーモア・ホフマン)の手に落ちたので、救出して欲しいという依頼を受ける。
ドイツに飛んだハント達は、激闘の末ファリスの救出に成功するが、頭に埋め込まれた小型時限爆弾によって、むなしくファリスは殺されてしまう。
教え子を殺された屈辱と悲しみを心にためつつハントは、パーティに出席するためにバチカンを訪れたダビアンを拉致。
ダビアンが「ラビットフット」という謎の武器の取引を計画している事を知る。
アメリカに到着してダビアンを護送するハント達だったが、そこにファリスが秘密裏にハントに送った通信が解読されて届く。
そこにはIMFのブラッセル局長(ローレンス・フィッシュバーン)こそが、ダビアンと通じている裏切り者だと告げられていた・・・。はたして、イーサンの運命は?。「ラビットフット」とは?。ブラッセル局長は黒幕なのか?。イーサンの運命は?。
・・・イーサンの命を懸けた任務が始まった!。
(キャスト)
トム・クルーズ(イーサン・ハント)
ヴィング・レームズ(ルーサー)
ケリー・ラッセル(リンゼイ)
ローレンス・フィッシュバーン(局長ブラッセル)
フィリップ・シーモア・ホフマン(オーウェン・デヴィアン)
サイモン・ペッグ(天才エンジニア、ベンジー)
ビリー・クラダップミシェル・モナハン(ジュリア)
マギー・Q(ゼーン)
…etc
以外ネタバレなどがありますので、未見の人は注意して下さい。
(ネタバレ・感想)
今回は、前作までと違いイーサン・ハントの生活に焦点を当てており、生活感が
にじみ出たイーサン・ハント像が出来上がっている。恋人だったジュリアとの婚
約パーティーのシーンで、一味違うイーサン・ハントを見せることに成功してい
る。今までのイーサン・ハントはクールなイメージが強かったが、今回は喜怒哀
楽のハッキリしたキャラクターになっている。
今回は、原点に帰って変装マスクやスパイ道具を効果的に様々な場面で登場させ
ている。特に変装マスクでオーウェンを追い詰めるイーサンが凄い。その後のオ
ーウェンを問い正すイーサンも凄みがあり、緊迫感があった。また、今回は設定
にも工夫し必要最小限の登場人物しか登場しない。しかも、スパイ大作戦のよう
にチーム中心の任務遂行に重きを置いておらず、かといっても全編に渡りイーサ
ンの独壇場って訳でもない。
今回のキーワードは『脳に埋め込まれる小型時限爆弾』と『ラピットフット』の
二つだ。これが全編を謎めいた雰囲気にさせていて良い。だけど、ツッコミどこ
ろがないかと言うとそうじゃない。例えば、中盤の任務遂行の準備のシーンでイ
ーサンとルーサーが結婚観について議論する場面がある。『スパイが果たして結
婚と仕事を両立させれるか?』というイーサンの苦悩を出したつもりだと思うが
、任務遂行準備の場面の為緊張感を減らしたマイナス展開だと僕は思う。僕が監
督なら任務遂行の準備のシーンより前のスパイの仕事に現場復帰するシーンで使
っただろう。その方が効果的だったと思う。
マギーQ演じるゼーンはモデル出身で脚線美を武器に赤いドレスが映えるクール
ビューティーだが、表情がクールすぎて色っぽさが思ったほど伝わってこなかっ
た・・。
でもイーサンを演じるトム・クルーズも私生活をだぶらせる演技で大変興味深く
観させてもらったよ。
◎総合評価(最高で☆5つとする)
☆☆☆☆(89点)