青春18きっぷで東北へ。2006【その17】

・・・ガンガン進めます。
というのも、また今週末から出かけるからです。
本当はまた１８きっぷで旅に出たいのですが、
諸事情により、豪華に特急三昧で行こうと思います。
次の目的地は鹿児島です。

ちなみに、今シーズンの青春１８きっぷは
ＪＲ発足２０周年記念として８０００円のバーゲン価格。
一日分で１６００円でモトが取れる計算です。
当然、飛ぶように売れております。さらに
夜行列車やイベント列車の指定券は発売瞬時に蒸発し、
接続の良い列車も軒並み混雑しているらしい。。。

春の行楽シーズンという書入れ時に
バーゲン商品を出す訳ですから、普通列車限定の
この１８きっぷしか出せない事情もあるのでしょうねぇ。。。

もし仮に「特急乗り放題」…なんて企画だったら。

...おぉ怖っ！

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さて、雨模様の新潟駅。「きらきらうえつ」だけは
雨にも負けず「きらきら」しておりました。

まずは発車アナウンスをお聞きください。

ジョイフルトレインらしく、女性車掌が乗務しております。
いいですねぇ。聞いていて耳に優しいんです。
列車名の通り、「きらきら」した旅気分になってまいります。



新潟を出発した直後の様子。
流石は米処新潟。一面に広がる田園地帯を進みます。



先頭車両には前面展望が楽しめるフリースペースになってます。
この画像は村上駅到着の手前なんですが、
実はココから先はトンネルが多い区間を進むため、
この村上駅からカーテンを締めてしまいます。。。



村上から先は海岸線に沿って進みます。
だからトンネルが多いんですね。



雨に叩かれて寂しそうな日本海が車窓一杯に広がります。



天候によってこれほど表情を変えるのも、
日本海ならではなんですねぇ．．．



先頭車にはカーテンが掛かってしまいましたので、
最後尾の展望スペースへ移動しました。



こちら側には「思い出ノート」なるものが置いてあります。
皆さん、めいめいの思い出を綴っておられます．．．



先ほどアナウンスされた車掌さん、
アンチョコらしきファイルを熟読しておりました。
この日は、先輩らしき車掌さんとの二名常務でした。



海岸線をクネクネと縫って、列車は進みます。



…ですが、雨はまだ止みません。



新潟県と山形県を結ぶ「羽越本線」
晴れていれば絶景だったのでしょうが...
水平線に沈む夕日も、格別なんだそうです。



客室乗務員ではなく車掌さんですから、
当然ドアの扱い（開閉）も行います。




雨の中、窓から顔を出して「良しっ！」と歓呼。
この様な美しい女性の「凛」とした姿に、
世の男性は激しく憧れるのでございました。。。


（・・・お前だけやっ！）



…失礼しました。
でも、やっぱ格好いいですよ。
アナウンスや接客はとても華やかなのに、
安全や運行の業務となると、キリッと引き締まる．．．
これは流石に男性には出来ないです。

・・・・すみません。
思わずお願いしてしまいました。



でも、携帯だとちゃんと撮れない。


・・・決めた。

...デジカメ買います。




海岸線に別れを告げて平野部へ出ました。



庄内平野ですね。まもなく終点酒田です。



定刻どおり、終点酒田へ到着しました。
新潟出発時は７割ほどの乗車率だったのですが、
終点で降り立ったのはほんの数名だったと思います。

この列車、コンセプト的には観光列車なのですが、
もともと羽越線のダイヤが薄い上に、
ほとんど特急と同じ運用をしているので
地元の人の足としても機能しているんですね。

外観も車内もすべてが「きらきら」しているこの列車、
２時間半があっという間の、大変楽しい「きらきらの旅」
・・・（笑）でございました。


...次回は、朝食としてホテルで食べた駅弁と、
きらきらうえつの車内で食べた駅弁などをお届けします。