奥武蔵の風

21 食欲の秋に思う 

 今日9月29日は、語呂合わせで「空腹の日」です。え、そんな記念日はない? そうですよね。でも、世界には、毎日が空腹の日という子どもたちが、いっぱいいるんですよね。

 いえいえ、いまや私たちの日本にも、学校給食だけがまともな食事で、毎日が空腹の日という子どもたちが増えているとのことです。歴史を振り返ると、戦時中と終戦直後には「欠食児童」と呼ばれる栄養不足の子どもが多数いたようですが、今は「貧しさ」ゆえに欠食を強いられる子どもたちが増えているとのこと、悲しい現実です。

 食欲の秋こそ、そんな子どもたちに お腹いっぱいおいしいご飯を食べさせてあげたいと、願わずにはいられません。

 テレビのバカエティー番組(バラエティーだったかな?)で、芸人らが大食いを競うシーンが面白(おもしろ)おかしく放送されることがありますが、いったい何の意味があるのでしょうか。私なんか、あんな人たちを見ると、感心するどころか、さぞウンコも大量に出るんだろうな、ウンコ とぐろ巻いて山盛りになるんだろな、トイレは詰まらないのかな? などと、それこそ詰まらない想像をしてしまいます(ああ、クサ)。

 奇しくも、お寺さんからいただいた日めくりの本日(29日)の言葉に、「わすれていませんか、当たり前のことに感謝できる しあわせ」とありました。

 忘れていました。ありがとうございます。

 食べ物を大切にし、空腹の子どもたちがいる現実に目を向け、自分にできる応援をしたいと思います。

 

(写真上)© 色づき始めた筆柿の実。半分は生理落下してしまうと予想されます。

(写真上)© 大地の恵み。ミョウガの花。

(写真上)© 再生野菜に挑戦。小松菜の切り落とした根っこの方の部分(3センチほど)をプランターに植えたら、立派に再生し生長中。

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