「巾着田 曼珠沙華(きんちゃくだ まんじゅしゃげ)まつり」については、2週間ほど前、マンジュシャゲ(ヒガンバナ)が開花期を迎えた時点で、「17 三年ぶりのマンジュシャゲ」において紹介しました。
今回は、その続報です。
幸い、マンジュシャゲは三年ぶりに無事、満開を迎えました。私の見るところ、花自体は、全体として9月22日(木)、23日(金・祝)あたりが最盛期だったと思われます。見頃はピークを過ぎましたが、 曼珠沙華まつりは目下、継続中です(9月17日~10月2日)。
人出はというと、初めの週末(連休)は台楓14号の、次の週末(連休)は台風15号の影響を受けて、いずれも雨天が続いたので、休日を当てにしていた方々にはお気の毒でしたし、主催者の観光協会も少し当てが外れたのではないかと思われます。
しかし、主役のマンジュシャゲは、あるがままの自然を謳歌(おうか)して、陽光を浴び大雨を浴びて、生き生きと咲き誇ってくれました。蝶々が飛び交う真っ赤な群生を見ると、これが本来の生態系なのだと、あらためて強く感じます。
天候に恵まれた方はもちろんですが、雨の中を来場された方も、真紅の花が水滴に濡れる雨の日ならではのマンジュシャゲの美しさを、十分に堪能(たんのう)できたのではないでしょうか。
余談になりますが、三年ぶりの祭りの開催ということで、県外、県内に住む子どもが孫を連れて帰省してくれましたので、私も、それぞれに同行しました。最初に行った日、全国ネットのテレビ局がニュース番組の取材に来ていてインタビューを受けました。帰宅して、夕方のニュース番組を見ると、孫娘が元気いっぱいの笑顔で「お花 きれーい」と言うシーンが放映され、いい記念になりました。
(写真上)© 巾着田のほぼ中央にある水車小屋。曼珠沙華公園は、外周の高麗川沿いにぐるりと広がっています。
(写真上)© 高麗郷(こまごう)にある巾着田ならではの将軍標(チャンスン)。奥は高麗川の流れ。
(写真上)© 満開に咲いてくれました!
(写真上)© 稲刈りが終わった巾着田の水田には稲束が干してありました。このカカシは、東京江東区のアンジェリカ白川保育園(胸に表示あり)の子どもたちの作品です。
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