日本にも舟歌てあるでしょうが、
アメリカにもあります。
この
Euroclydon
An Anthem For Mariners
ユーロクリドン
海で働く者たちに送る歌
ていう歌を今週末のコンサートで歌うのですが
歌っていると、やはり、思いが東北の漁師さんたちの方へ向かいます。
海の者たちは
偉大なる神の驚異を目にするのだ。
嵐の風よ立て!
とお命じになった。
すると
波が天に届くかのように盛り上がった。
船の者達は
まるで酔ったようにあちこちによろけてしまう。
みなは涙する。
つぎに神さまは波をしづかになさり、
みなは喜ぶ。
船を港にお入れになる。
迎え入れようと友が岸に集まった。
お帰りなさい、Welcome Home!
とか、ちょっとまあ乱暴すぎではありますけども
でもまあこんな感じで、
ニューイングランド風な古風な音楽とあいまって
状況がよくわかる歌です。
港に入ってくるときの安堵感というか喜んでるセクションが大好きでほっとします。
美しく歌うことなんてあんまり考えず、
どんどん!
と足を踏み鳴らして歌うような、
4拍子だけどちょっとマーチみたいな様子です。
1770年代の作曲といいますから、古い歌で、
そういえば、日本の民謡みたいなとこも感じます。
ユーロクリドンていうのは楽譜にあった説明によると
イエスの12使徒の一人のセント・ポール、聖パウロが
地中海のマルタ島で座礁したときに吹いた北東の風。
今も昔も、
世界のどこでも、
海でなりわいを立ててきた人間は
海の脅威を畏れながらもなにかそこに崇高なものを感じて
来たのでしょうね。
あんなものすごい地震や津波があったのに、
自分はこの地、この海を離れない。
という漁師さんの言葉を聴くと、
なにか、信仰に似た強さを感じます。
自然の前で人間はちっぽけだ、
ていう感覚は失いがちですけど
どっかで忘れずもっていたほうがいい感覚なんじゃないかな、て気がしています。
アメリカにもあります。
この
Euroclydon
An Anthem For Mariners
ユーロクリドン
海で働く者たちに送る歌
ていう歌を今週末のコンサートで歌うのですが
歌っていると、やはり、思いが東北の漁師さんたちの方へ向かいます。
海の者たちは
偉大なる神の驚異を目にするのだ。
嵐の風よ立て!
とお命じになった。
すると
波が天に届くかのように盛り上がった。
船の者達は
まるで酔ったようにあちこちによろけてしまう。
みなは涙する。
つぎに神さまは波をしづかになさり、
みなは喜ぶ。
船を港にお入れになる。
迎え入れようと友が岸に集まった。
お帰りなさい、Welcome Home!
とか、ちょっとまあ乱暴すぎではありますけども
でもまあこんな感じで、
ニューイングランド風な古風な音楽とあいまって
状況がよくわかる歌です。
港に入ってくるときの安堵感というか喜んでるセクションが大好きでほっとします。
美しく歌うことなんてあんまり考えず、
どんどん!
と足を踏み鳴らして歌うような、
4拍子だけどちょっとマーチみたいな様子です。
1770年代の作曲といいますから、古い歌で、
そういえば、日本の民謡みたいなとこも感じます。
ユーロクリドンていうのは楽譜にあった説明によると
イエスの12使徒の一人のセント・ポール、聖パウロが
地中海のマルタ島で座礁したときに吹いた北東の風。
今も昔も、
世界のどこでも、
海でなりわいを立ててきた人間は
海の脅威を畏れながらもなにかそこに崇高なものを感じて
来たのでしょうね。
あんなものすごい地震や津波があったのに、
自分はこの地、この海を離れない。
という漁師さんの言葉を聴くと、
なにか、信仰に似た強さを感じます。
自然の前で人間はちっぽけだ、
ていう感覚は失いがちですけど
どっかで忘れずもっていたほうがいい感覚なんじゃないかな、て気がしています。