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日本のビール輸出 初の100億円突破

2018-03-15 06:26:23 | 商品・サービス
近年、日本のビールが海外で人気を博しています。2017年の輸出額は128億円で、初めて100億円を突破したとの事です。最近は和食ブームで日本の酒類への関心が高まっている事や、年々増加している訪日外国人客が日本で飲んだビールのファンになるといった事が、ビールの売上アップに繋がっているようです。

国産ビールの2017年の輸出が前年比35・7%増の128億円となり、初めて100億円を突破した。
財務省の貿易統計によると、国別・地域別で最も多かったのは韓国の80億円(前年比50・4%増)で全体の62・5%を占めた。以下、台湾(14億円)、米国(8億円)、豪州(8億円)と続く。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180312-00050056-yom-bus_all&pos=4


日本では、ビール業界の上位4社(アサヒ、キリン、サントリー、サッポロ)で、99%以上のシェアがあります。しかし、これら4社も世界全体でのシェアは極めて小さいです。日本では少子高齢化が進んでおり、今後ビールの消費が減少するのは確実です。しかも、2026年までにビール税が統一される事で、発泡酒および第3のビールの存在価値は無くなり、ビール市場全体の売上は下がっていくと言われています。

関連情報:ビール業界のシェア~日本市場はガラパゴス!

ゆえに、今後日本のビール会社が生き残っていくには、海外展開に力を入れていく事が不可欠です。そういった意味では、日本ビールの海外人気が高まっているのは良い兆候ではないでしょうか。