近年、中古本販売事業の大手であるブックオフの経営が芳しくありません。2016年3月期は上場以来初の赤字を記録。今2017年3月期第1四半期も、営業利益は4.6億円の赤字と厳しい状況が続いています。
計画未達に終わったのが、リユース事業だ。新規出店は総合業態の「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を中心として6店の出店と計画どおりに進んだ。しかし、既存店売上高が前年同期に比べて2.4%増と想定を下回ったため、売上高174億円、営業利益0.6億円(前年同期は159億円、6.66億円)と厳しい出足となってしまった。
直営全店で中古家電買い取りの告知を前面に打ち出した結果、「本の持ち込みに対する意識が薄れてしまった」と堀内取締役は分析する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00133519-toyo-bus_all
ブックオフは買い取り価格が極めて安い事で有名です。紙袋一杯に本を詰めて売りに行っても、全部合わせて数百円にしかならない事も珍しくありません。手間賃を考えれば収益はほぼマイナスであり、売りに行くのがバカバカしくなります。これでは、ブックオフの買い取り事業が振るわないのも当然でしょう。
本を売却したいなら、ネットオークションなどを利用した方が余程高く売れますし、ブックオフの利用者は今後益々減少していく可能性が高いです。そもそもブックオフ自身、家電などの売買も行う総合リユース業へ舵を切っている事からも、中古本事業に未来が無いと感じているのかもしれません。
日本でも電子書籍の普及が進んできていますし、これからの中古本市場はどうなっていくのか、非常に興味深いです。
計画未達に終わったのが、リユース事業だ。新規出店は総合業態の「BOOKOFF SUPER BAZAAR」を中心として6店の出店と計画どおりに進んだ。しかし、既存店売上高が前年同期に比べて2.4%増と想定を下回ったため、売上高174億円、営業利益0.6億円(前年同期は159億円、6.66億円)と厳しい出足となってしまった。
直営全店で中古家電買い取りの告知を前面に打ち出した結果、「本の持ち込みに対する意識が薄れてしまった」と堀内取締役は分析する。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00133519-toyo-bus_all
ブックオフは買い取り価格が極めて安い事で有名です。紙袋一杯に本を詰めて売りに行っても、全部合わせて数百円にしかならない事も珍しくありません。手間賃を考えれば収益はほぼマイナスであり、売りに行くのがバカバカしくなります。これでは、ブックオフの買い取り事業が振るわないのも当然でしょう。
本を売却したいなら、ネットオークションなどを利用した方が余程高く売れますし、ブックオフの利用者は今後益々減少していく可能性が高いです。そもそもブックオフ自身、家電などの売買も行う総合リユース業へ舵を切っている事からも、中古本事業に未来が無いと感じているのかもしれません。
日本でも電子書籍の普及が進んできていますし、これからの中古本市場はどうなっていくのか、非常に興味深いです。